新築のインテリア みんなはどんなことに困ってる?【コーディネーターに聞く】

2022.12.23 烏田千洋
新築の注文住宅で理想のインテリアコーディネートを叶えるテクニックを、プロのインテリアコーディネーターに聞く連載前後編。

後編では「みんなはどんなことに悩んでいる? 」 新築のインテリアコーディネート相談でよくある質問やお悩みをご紹介します。

さらに、人気の家具やインテリアスタイルのアイデアも。子育て世代が選ぶソファとは?

>> 前編はこちら

<お話を伺った方>
株式会社スピカ インテリアコーディネーター 佐々木ふみさん


「カタログから選んで」と言われても……

新築住宅のインテリアコーディネートで、多くの人が悩んでいるのが、「カタログから選んでください」問題です。

工務店さんから、分厚いカタログを渡されて、ここから選んでと言われても、何がよいのか全然わからない! 好きなものが見つからないというより、種類がありすぎて選べないというお悩みです。

こんなときに役立つのが、前編でお伝えしたインテリアコーディネートの大方針。最初に、どんな感じのインテリアにしたいのか、インテリアスタイルの方向性を決めておくことです。

そうすることで、分厚いカタログの中に、わが家のスタイルに合ったアイテムがあるのかないのか、あるとすればどれなのか、選ぶ視点が定まります。


ショールーム見学からの現実とのチグハグに悩む!

さまざまな家具や住宅設備のショールームを見て回るのは、新築プロジェクトのなかでも楽しいプロセスですね。

あれこれ見て回って、「これいいな! 」というお目当てに出会ったはいいけれど、実際にわが家に当てはめてみると……全体のコーディネートからは浮いてしまっていてチグハグ、もしくは、サイズ感がおかしかったというお声もよく聞きます。

広いショールームで見ているときと、実際にわが家の面積に当てはめたときでは、サイズ感に狂いが生じがちです。

ショールーム見学の際は、大方針で決めたインテリアスタイルの統一感と、必要なサイズ感を念頭にチェックするようにしましょう。



家具選びのヒントに! 子育て世代に人気の家具とは?

住宅の新築は子どもの就学前にという家も多く、家具選びでは子育て世代ならではの要望が寄せられることも。そんな子育て世代に人気・オススメの家具とは?

洗えるソファ


なにかと汚れてしまうため、カバーが脱着可能な布製の洗えるタイプが人気。ただ、カバーリングタイプは比較的高価なため、子どもが小さいうちは、より安価な張り込みタイプを選んで気兼ねなく使い切るという家庭も。

お手入れしやすいダイニングテーブル


ダイニングテーブルは、子育ての主戦場! 天板は、どんなに食べこぼしがあってもへっちゃらな、樹脂加工の素材など掃除しやすい天板が好まれます。

また、ホームパーティなど来客時に伸長可能なタイプも人気です。

掃除のしやすさが決め手! ダイニングチェア


ダイニングチェアも汚れがちなので、布タイプのカバーを剥がせるものや、木・プラスチック、フェイクレザーなど、さっとひとふきでキレイになるタイプが人気。

ライフスタイルの変化に対応できるベッド


ベッドのサイズは、大きいほど子どもと親が一緒に寝るのに好都合ですが、子どもはいずれ大きくなって巣立ってゆくもの。

そこでオススメなのが、シングルベッドふたつを活用するという方法。子どもが小さいうちはシングルをふたつつなげてひとつのベッドとして使い、将来的にシングルベッドとして離して使うというアイデアです。

お掃除ロボットが移動できるカーペット


カーペットを選ぶ基準にも、最近のライフスタイルが反映され、お掃除ロボットが乗り上がって移動できる厚みや毛足のものという要望が増えています。

書斎・ワークスペースの家具


自宅に書斎やワークスペースを設けたいというニーズは、引き続き健在。書斎用のデスクやワークチェアをはじめ、ちょっとしたスペースをワークコーナーに設えるための収納家具も人気です。


人気のインテリアスタイルは?

インテリアコーディネート相談で、引き合いの多いインテリアスタイルとはどんなテイストでしょうか? わが家のインテリアを叶えるヒントに、ぜひチェックしておきましょう。

COOL MODERN(クールモダン)


黒や白、ゴールドを基調としたインテリア。男性に人気のスタイルです。 ガラスやセラミック、光沢感のある素材で高級感のある雰囲気。家具のデザインは、曲線ではなく、直線を採用することが多いのも特徴です。


SIMPLE(シンプル)


白を基調としたスタイル。簡単にいうと、「クールモダン」のホワイトバージョンです。 一部、 ナチュラル系の木をアクセントで入れると、無機質な中にも温かみが出でます。

また、白は部屋を広く見せたり、明るくする効果がある一方、真っ白だと目がちかちかしたり、汚れが目立つ場合も。真っ白より、オフホワイトやグレー調のものを選ぶとよしです。


VINTAGE(ヴィンテージ)


どこかのカフェでお茶をしているような雰囲気が味わえます。継続して人気の高いインテリアです。家具も低価格でそろえることができるスタイルのひとつです。

擦れたヴィンテージ感のある素材を入れたり、照明を電球色(オレンジ系の色の電球)にすると、雰囲気が増します。

黒のアイアンや、皮・ファブリックを多用して、いろいろと素材で遊べるインテリアでもあります。


Urban Luxury(アーバンラグジュアリー)


高級感もりもりのスタイルです。 大理石調の素材やガラス、黒のアイアン、コンクリート調の素材などを駆使して、インテリアをまとめていきます。

直線的な家具と曲線的な家具をミックスさせて、全体をまとめていくことが多いスタイルです。


新築注文住宅のインテリアコーディネートについて、前後編でテクニックやトレンド情報をお伝えしてきました。

大切なのは、新築の住まいでどのように暮らしたいかということ。インテリアは、その大切な舞台です。楽しく快適な暮らしのための理想のインテリアのヒントを見つけていただけたなら、うれしいです。

>>前編はこちら


取材協力:株式会社スピカ

個人邸から事務所・オフィス、ホテルなど、幅広く暮らしの空間づくりをサポートするインテリアコーディネート専門オフィス。暮らしの動線を考慮した配置設定など経験豊富なコーディネーターがトータルにサポート。リーズナブルな家具から高級家具まで豊富なアイテムをラインナップしている。
https://spica-interior.com/

※記事内の写真はイメージです。


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この記事を書いた人

烏田千洋

編集・ライター
家の建て替えか、リフォームか迷いつつ情報収集の日々。憧れは、トリプルガラスの樹脂窓と、全自動おそうじ機能付きの換気扇、朝日の入る日当たりのよいお家! 趣味、園芸。日本のいいね!が、見つかるメディア『japonism』編集長