新築住宅のインテリア、どう決める?好みのスタイルを決めよう【コーディネーターに聞く】

2022.12.19 烏田千洋
新築で住宅を建てるなら、こだわりたいのがインテリアです。

でも、壁紙材などの内装から、ダイニングテーブルやベッドといった家具まで、インテリア計画では決めることが盛りだくさん。


悩むプロセスも楽しいけれど、いったいどこから手を付けたらいいのか途方に暮れる……というのも正直なところです。そんな新築住宅のインテリアコーディネートについて、個人住宅のインテリアコーディネートを手掛けるインテリアコーディネーター 佐々木ふみさんにノウハウを聞きました。

「インテリアの計画は何から考えたらよい? 」「みんなはどんなことに悩んでいるの? 」などを前後編でご紹介。前編では、新築インテリアコーディネートの段取り・テクニックをお届けします。

>> 後編はこちら

 <お話を伺った方>
株式会社スピカ インテリアコーディネーター 佐々木ふみさん


インテリア計画は、「大」から「小」へ!

インテリアコーディネートのテクニックとして、まず佐々木さんが教えてくれたのは「『大』から『小』へ考えて決めていく」ということ。

「大きな方向性を決め、そこから具体的なところに落とし込んでいくと、いろいろなことが決めやすく、おさまりやすいです。

『大』とは“どんな感じのインテリアにしたいか”というインテリアスタイルの方向性。『小』は“各部屋の家具”です。

インテリアスタイルに関しては、ご家族のなかでもさまざまな好みの違いがあると思います。それをどう共存させていくかも、考えていく上で大切なポイントです」(佐々木さん、以下同)

「大」から「小」へのコーディネートプロセスでは、どんなことを考えたらよいのでしょうか? 具体的にみていきましょう。


1. インテリアスタイルの方向性を決める


まず大方針として、最初に「どんな感じにしたいのか?」というインテリアスタイルの方向性を決めましょう。家具などの具体的な選択を迫られたときの道標となってくれますし、統一感のあるインテリアコーディネートができるようになります。

スタイルを考えるにあたり「リビングダイニングといった共有スペースと、家族のプライベートスペースで分けて考えるのがオススメ」と佐々木さん。


たとえば、家族が一緒に時間を過ごす共有スペースは「みんなが落ち着くインテリア」。家族のプライベートスペースとなる個室は「それぞれの好みを反映したインテリア」といった具合に切り分けて家全体を考えていくのが的確かつスムーズに決めるコツなのだそう。


2.大きな面積から決めていく


インテリアスタイルの方向性が決まったら、具体的な内装・家具を選んでいく段階になります。ここでも「大」から決めるというのが大方針。

壁、床、カーテンなどの大きな面積を占めるものから「素材」「色・柄」を決めていきます。実はソファも大面積なので、早めにどういったものにするか決めておくのが得策です。



3. どういう家具を置くか、レイアウトまで決めておく


そしていよいよ「小」の段階。具体的にどんな家具を新居にお迎えするのかを考えていきます。

今の住まいから、新居へ持っていく家具はどれにするかを整理した上で、新調する家具を吟味しましょう。間取りの「どこ」に「何を」置くのか。サイズは? レイアウトは? 具体的にシミュレーションしてコーディネートしていきます。


好みのインテリアスタイルを知る方法

インテリアスタイルの方向性を決める際、漠然と自分の中に「こんな感じにしたいな」というイメージはあっても、それをどう現実に落とし込んでいくかが難しいところです。

「好みのインテリアスタイルを具体的なイメージに結びつけるためには、インスタグラムなどで“好き”と思う写真を保存しておくといった方法のほかに、気に入った家具を取り扱っているインテリアショップをチェックしておくのもオススメです」

たとえば、『ニトリ』なら北欧ナチュラル系、『無印良品』なら北欧モダン寄せ、このほか『ボーコンセプト』『ZARAホーム』『フランフラン』など。インテリアスタイルの専門用語は知らなくても、身近なインテリアショップなら好みのスタイルがイメージしやすいのではないでしょうか。


インテリアコーディネートサービスを利用する

インテリアをトータルコーディネートするには、プロのサービスを利用するのも一つの手です。建築会社、ハウスメーカーによっては社内のインテリアコーディネーターが相談に乗ってくれることもあります。

佐々木さんが勤めるスピカでは、インテリアコーディネートのプラン書の作成から、家具の見積書、購入する場合は家具の販売・手配までを行っています。


コーディネート相談の簡単な流れ


  1. ヒアリング
  2. 持ってくる家具、購入予定の家具ヒアリング
  3. インテリアスタイル決定
  4. 内装・床・壁の色 決定
  5. 家具の見積書付きプラン書(3Dレイアウト図)提案
  6. 購入希望の場合は手配


インテリアコーディネートは、その間取りでどう暮らすのかを考えることでもあります。新築の間取りプラン検討に時間も予算も体力も目いっぱい使ってしまって、インテリアにまで手が回らずからっぽの家が建った……そんなことにならないよう、間取りとあわせてインテリアも考えていきたいですね。

後編では、新築のインテリアコーディネートで「みんなはどんなことに悩んでいる?」インテリアコーディネートでよくある質問・困りごとをご紹介します。

※記事内の写真はイメージです。

>> 後編はこちら

取材協力:株式会社スピカ

個人邸から事務所・オフィス、ホテルなど幅広く暮らしの空間づくりをサポートするインテリアコーディネート専門オフィス。暮らしの動線を考慮した配置設定など経験豊富なコーディネーターがトータルにサポート。リーズナブルな家具から高級家具まで豊富なアイテムをラインナップしている。
https://spica-interior.com/


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この記事を書いた人

烏田千洋

編集・ライター
家の建て替えか、リフォームか迷いつつ情報収集の日々。憧れは、トリプルガラスの樹脂窓と、全自動おそうじ機能付きの換気扇、朝日の入る日当たりのよいお家! 趣味、園芸。日本のいいね!が、見つかるメディア『japonism』編集長