無意識に片づく! 整理収納アドバイザーが実践する「プロセス収納」~玄関編~

整理収納アドバイザーのかずこです。片づけに追われる忙しいママを全力でサポート! をモットーにお片づけサポートを中心に、整理収納アドバイザーとして活動しています。

片づけは、実は「考えること」の連続。学校や職場のように、収納の仕組みが整った環境での片づけなら、大して面倒ではないのに、わが家のことになると面倒すぎて手が回らないなんてことはありませんか。

そんな片づけの面倒くさいの正体は、「考えること」にあるのかもしれません。

そこでオススメしたいのが、考えずに無意識に片づく「プロセス収納」。わが家でも実践している、考えなくても自然と片づけられる収納の仕組みを、家の場所別に紹介させて頂きます。

今回のテーマは「玄関」。家の顔ともいえる玄関は、家族の「いってきます」と「ただいま」が繰り返される大切な場所。気持ちよく家族を送り出すためにも、スッキリと気持ちのいい状態にしておきたいですよね。

とはいえ、靴や傘など収納しておきたいアイテムが多く、散らかりやすい場所でもあります。そこで、玄関収納のポイントと、わが家で実践している収納アイデアをご紹介します。

>>かずこさんの「プロセス収納術」連載一覧はこちら

玄関の収納のポイント
  1. 靴は人別に収納して背の高い人から順番に上から収納しよう
  2. 下駄箱の棚板の高さを変えてみよう
  3. デッドスペースも見逃さない
  4. 傘は「掛ける収納」で取り出しやすく
  5. 玄関ドアは「マグネット収納」をフル活用
  6. 「不要なモノ」は家の中に持ち込まない仕組みを
  7. 観葉植物やインテリアブックを飾って気持ちのいいコーナーに


1. 靴は人別に収納して背の高い人から順番に上から収納しよう


まずは、靴を全部出して、履けなくなった靴などないか確認して、しっかりと整理します。

錆びてしまって、古くなった傘や使いにくくなっている傘なども、しっかり整理しましょう。お子さんの外遊び用のオモチャなども、遊ばなくなって何年も経っているものがないか、忘れずにチェックしてください。

ひととおり整理を終えたら、靴を収納するときは、人別に収納していくと管理しやすいです。

家族の中で背の高い人から順番に上から収納していくようにしましょう。

小さいお子さんのいらっしゃるご家庭は、お子さんでも手が届く場所に収納するなど、玄関での人の動きを考えてモノの配置を決めると、使いやすい玄関収納が叶います。


2. 下駄箱の棚板の高さを変えてみよう


下駄箱の棚板の高さは今の状態がベストですか?

棚板の高さが高すぎたり、棚板があるのに活用していないのは、もったいないです。靴の高さに合わせて、棚板をフル活用しましょう。

棚板がない場合は、突っ張り棒を活用したり、ラックを活用するなどして収納スペースを増やすのもオススメです。


3. デッドスペースも見逃さない


乱雑になりがちなシューズケア用品や虫除けグッズなどは、ケースにまとめておくと取り出しやすくなります。

わが家では下駄箱下の、デッドスペースに無印良品の「ポリプロピレレンケース引出式」を活用して、玄関周りで活用する細々としたモノをまとめて収納しています。


4. 傘は「掛ける収納」で取り出しやすく


傘の収納は、スタンドタイプの傘立てより掛けるタイプがオススメです。スタンドタイプの傘だと、傘を取り出す際に引っかかってしまいがちですが、掛けるタイプだと、外出時もスムーズに傘を取り出せます。

また、帰宅時の濡れた傘は玄関の外に収納スペースを確保すると玄関内が濡れるのを防ぐことができます。

わが家はtowerの「マグネットバスルームタオルハンガー」を、ガルバニウムの外壁(マグネット対応)に取り付けて、帰宅後の濡れた傘の一時置きとして活用しています。


5. 玄関ドアは玄関で必要な小物を「マグネット収納」でフル活用


わが家の玄関ドアは、マグネット対応になっているので宅配の受け取りに使う印鑑、回覧板のチェックに使うボールペンに、100円均一ショップの「超強力マグネット」を付けて、宅配の段ボールの開梱に活用するカッターはマグネット付きのモノを活用して、マグネット収納をフル活用しています。
 

車や家の鍵は、100円均一ショップの「マグネットフック」に、掛ける収納にしているので、外出時、帰宅時の動きもスムーズです。

玄関で何をする? 何が必要? という視点で、収納する場所を考えると玄関での人の動きがスムーズになります。


6.「不要なモノ」は家の中に持ち込まない仕組みを


チラシやフリーペーパー投函を抑止するために、わが家では郵便受けに「無断投函一切お断り」と記載されているステッカーを貼って、不要なモノ家の中に持ち込まないようにしています。

ステッカーを貼るようになって、紙類がかなり減り、処理がぐんとラクになりました。


7. 観葉植物やインテリアブックを飾って気持ちのいいコーナーに


外出先から気持ちよく家に帰ってこれるよう、下駄箱の上にお気に入りの観葉植物や、インテリアブックを飾って、ディスプレイコーナーに。チョイ置きしてしまいがちなスペースなので、あえてディスプレイコーナーにすることで、チョイ置きを防ぎます。


「玄関で、何をしているか? 」の視点がポイント!

わが家の玄関の考えなくても自然と片づけられる収納の仕組みをご紹介しました。玄関で何をしているか?何をしたい?という視点で、人の動きに合わせて収納を考えることが大切です。

モノの配置を変えるだけでも、片づけはスムーズに進むようになります。ずっと続く暮らしの為に、今できることから、はじめてみませんか?

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>> もっと知りたい! かずこ流「名もなき家事」撲滅テクニック


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この記事を書いた人

整理収納アドバイザー 露重 和子

整理収納アドバイザー
片付けで暮らしをラクにシンプルにおウチを整えて暮らしを豊かに暮らしがラクになるお片づけの工夫を日々研究しています。鹿児島で片づけられない・捨てられないと悩む方の暮らしを理想の暮らしに導くお手伝いをしています。片付け作業大好きな整理収納アドバイザー中3・中1の男子・小4の女子3人の母