ドラマ「正直不動産」で注目!「ホームインスペクション」とは?

2022.08.05 烏田千洋
2022年4月から6月まで放送され、住宅業界のさまざまなテーマを取り上げ話題となったNHKドラマ10「正直不動産」。

5話では「ホームインスペクション」が登場し、注目されました。


ホームインスペクションとは「住宅診断」とも呼ばれ、安心・安全な住まいに暮らすためにはぜひ知っておきたいキーワードの一つです。

中古住宅を購入する場合だけでなく、新築一戸建てを建てる場合にも活用できるホームインスペクションについて、チェックしておきましょう。


「ホームインスペクション」とは

ホームインスペクション(住宅診断)とは、専門家が建物のひび割れや雨漏りなどの劣化・不具合の有無を目視、計測等によって調査するものです。

法的には、2018年4月に施行された改正宅地建物取引業法で、中古物件の売買の際に宅地建物取引業者に、買い手や売り手に「建物状況調査」つまり住宅診断を実施したいかの確認をすることが義務づけられました。

希望がある場合には業者のあっせん、診断を実施した場合には結果の説明も求められます。

建物状況調査の対象
建物の構造耐力上主要な部分及び雨水の浸入を防止する部分

具体的には……
基礎/土台及び組/床/柱及び梁/外壁及び軒裏/バルコニー/内壁/天井/小屋組/外壁/内壁/天井/屋根など


誰が診断する?

建物状況調査は、国の登録を受けた「既存住宅状況調査技術者講習」を修了した建築士(既存住宅状況調査技術者)が実施します。

有資格者は、それを証明できるもの(カード型の修了証等)を携帯しています。 有資格者が基準に沿って行った調査でなければ、宅地建物取引業法に基づく建物状況調査にはなりません。

世の中には、民間のホームインスペクション認定資格もあり、さまざまな名称でホームインスペクションサービスが提供されています。そのサービスが宅地建物取引業法に基づく建物状況調査にあたるかについては、各サービス提供者に確認が必要です。


いつ診断する? 中古物件の売買の場合

意向の確認が義務化


中古物件を売買するときには、媒介契約前に住宅診断を実施したいかの意向の確認が義務化されました。

診断自体が義務化されているわけではありませんが、買い手からすると、買おうとしている中古住宅に劣化や不具合がないか状況を客観的に判断できる材料になります。

売り手としても、取引後のトラブルの発生を抑制するためにも、住む人の生命や財産を守る建物の安全性をきちんとチェックして引き継げることになります。

診断結果は、リフォームメンテナンス等の計画にも役立ちます。

修補費用等が支払われる「既存住宅売買瑕疵保険」


「既存住宅売買瑕疵保険」とは、住宅に一定の瑕疵が発見された際、修補費用等が支払われる保険です。中古住宅を売買する際に加入することができます。

既存住宅売買瑕疵保険に加入するためには、住宅瑕疵担保責任保険法人の登録を受けた検査事業者が建物状況調査を実施するなどの条件があります。

中古住宅の購入を検討する場合、既存住宅売買瑕疵保険に入りたいと思うなら、条件にあった建物状況調査が必要になりますので覚えておきましょう。


いつ診断する? 新築住宅の場合

新築住宅を建てる場合にも、住宅診断は第三者チェックとして活用できます。

目に見えない基礎部分や天井、屋根など、きちんと施工されているか、住宅診断のプロの目で調査してもらい安全な我が家を手に入れたいものです。

建物状況調査の費用についての基準の設定はなく、診断費用は業者によって、また診断範囲によって異なります。

業者を選ぶ際は、適正な料金か比較しながら、信頼できるプロを慎重に選びましょう。


安心・安全な家を


家を建てるなら、そもそも信頼できる建築業者を選ぶことが第一です。

しかし、マイホームは一生ものの大きな買い物。私たち自身がしっかりと知識を身につけておくに越したことはありませんし、だからこそ安心・安全な家づくりが保証されるのではないでしょうか。

家族の生活を守ってくれる安心できる家づくりに、私たち自身も参加していけるようにしていきたいですね!


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この記事を書いた人

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編集・ライター
家の建て替えか、リフォームか迷いつつ情報収集の日々。憧れは、トリプルガラスの樹脂窓と、全自動おそうじ機能付きの換気扇、朝日の入る日当たりのよいお家! 趣味、園芸。日本のいいね!が、見つかるメディア『japonism』編集長