一戸建ての「鳥害」対策、体験談も聞きました

2022.05.21 地域ライターE
「小鳥のさえずりで目覚める気持ちのよい朝」というと、さわやかな日常のイメージが思い浮かびますが、家の近所に鳥がいる環境はそんなイメージとは少し遠いよう……。

一見可愛らしい鳥ですが、居付かれてしまうと思わぬ「鳥害」を被ってしまうこともあるとご存じですか?


対策が難しく、問題解消に長い時間がかかることもある「一戸建ての鳥害」について、起こりやすい鳥害とその原因、実際に一戸建てにお住まいの先輩の体験談を紹介します。


鳥害とは?

「鳥の害」と書いて「ちょうがい」と読みます。鳥が原因で影響を受ける人間への被害全般を指します。

たとえば飛行機のエンジンに鳥が吸い込まれて故障する「バードアタック」、農作物を食べて収穫できなくしてしまったり、渡り鳥から鳥インフルエンザに感染し養鶏場の殺処分を引き起こしたりなど、さまざまな事例があります。

今回は、そのなかでも「一般的な住宅街の一戸建て」で起こりやすい鳥害についてピックアップしてご紹介します。


一戸建てで被害が多い鳥とその被害

鳥は種類によって生息場所や飛来時期が異なりますが、住宅街で発生する鳥害の多くは昔からなじみがあり、一年中その姿を見ることができる鳥がほとんどです。

代表的な「住宅地の鳥害」を引き起こす鳥とその被害を確認しましょう。

鳩(ドバト)



公園や駅前など、人の多いところでもたくさん見かける鳩。住宅地での被害で多いのは「家の敷地内に鳩が巣を作ってしまった。近くを通ると親鳥が威嚇してくることも。怖くて近寄れない」というケースです。

特に多いのが軒下のクーラー室外機や給湯機、蓄電池などの裏側で、細かい木の枝や段ボールなど巣作りに最適な材料が周辺にある場合です。特に、一戸建ての場合、その周辺は普段ほとんど人が通らない狭い通路になっていることが多いので要注意です。

ムクドリ



他の鳥よりもイメージしにくいムクドリですが、夕方ごろ大群で現れて、街路樹や電信柱を占拠する鳥の群れを見たことがありませんか?

ムクドリは小さい群れがだんだん集まって大きな群れになる習慣があり、その大集団が住み着いてしまうと鳴き声の騒音、大量のふん被害が発生してしまいます。

カラス



カラスの害で多いのはゴミ荒らしです。家の近所にあるごみ集積所に現れて、ゴミ出しをしようと近づくと威嚇されるといった被害が出ます。

ごみが散乱すれば当然美観を損ないます。

スズメ



スズメの鳥害も多くはフンの被害です。フン被害の多くは「餌やり」が問題の始まりになることがほとんど。安易な餌やりはやめましょう。


鳥獣保護法と鳥害

鳥害問題解決の難しい点のひとつに、被害が発生しているからといって個人の判断でむやみに鳥の駆除を行うことができないことがあります。

たとえば「木にとまっている鳩に向けてエアガンを撃つ」といったことは「鳥獣保護法」違反です。

害虫の発生の場合、駆除することが解決の第一歩となりますが、鳥をはじめとする「野生動物」を勝手に傷つけることは罪になります。これは「巣の中の卵」についても同じことです(※鳥獣のなかで、ニホンアシカ・アザラシ5種・ジュゴン以外の海棲哺乳類、いえねずみ類3種については、鳥獣保護管理法の対象外のため、捕獲・駆除を行っても鳥獣保護法違反には該当しません)。

違反した場合、100万円以下の罰金もしくは1年以下の懲役が科せられます。

鳥害は「起こってから対処する」のではなく「起こらないように事前に配慮する」ことも重要です。

参考:鳥獣保護法の概要 || 野生鳥獣の保護及び管理[環境省]


鳥害体験談

「こんなことになるなら、はじめから対策しておけばよかった」となりがちな鳥害。実際に鳥害の被害をうけた方に、その内容と「対策しておけばよかったと思うこと」を伺ってきました。

鳥害の多くは「こんなことになるとは思わなかった」という小さな出来事から始まることも。きれいな家と住みやすい環境を守るために、知っておきたい体験談ばかりです!

お隣の餌やりでフン被害



困っていたのは、スズメです。知りあいに話すと「スズメって鳩よりも小さいし、そんなに困るっていうイメージないけど? 」と言われたので、写真を見せたら「体は小さいけどフンはそんなに小さくないんだね……と謝られたくらいには被害がありました。

原因はお隣のおばあちゃんが、スズメにお米をあげはじめたことです。

最初は数羽のスズメにひとつまみ程度のお米を食べるだけだったのが、だんだん数が増えていって最後の方は1日2回、数十羽が集まるように……。正直、ずっと庭に居続けるわけでもなく、お米を食べ終わるとさっといなくなるし、鳴き声がうるさいわけでもありません。

問題はお隣とウチの境界の柵とその手前のわが家の物干し竿にとまって、そこで大量のフンをしていくこと。とうとう洗濯物を干していてもスズメがとまるようになって、洗濯物にフンをつけられてしまいました。

おばあちゃんの楽しみを奪うようで気は引けましたが汚れた柵と物干し竿を見てもらって、「もう餌やりはやめてください」とお願いしに行きました。今でも偵察に数羽やってきますが、餌をたべないせいかフンの被害はほとんどなくなりました。ひどくならないうちでよかったです。

植えているブルーベリーの実を食べられてしまう


鳥には詳しくないので鳥の種類はわからないのですが、困ったのは庭に植えているブルーベリーの実が食べられてしまうことです。毎年収穫を楽しみにしているのですが、「そろそろ食べごろかな? 」というときにどこからともなくやってきて、実をついばんだりおとしてしまったり……。

わざわざネットをかけるほどでもないけど、早く収穫してもこちらも美味しくないし……。鳥もまだ美味しくないのがわかるせいか、実が熟してないときは姿も見せないんですよね。毎年競争です。

クーラーの室外機の裏に鳩の巣が毎年できる


クーラーの室外機と家の壁の隙間、何cmくらいにしていますか? ウチは家の北側の横に並べているのですが、地面に置くのではなく、吊り下げにすればよかったって後悔しています。

一応メンテナンスもしやすいように、人がぎりぎりひとり通れる通路幅は確保したかったので、クーラーの室外機もできるだけ壁に寄せてもらったんですが、その10cmの隙間に巣をつくられました!! めったに通る場所じゃないからなかなか気が付かなくて……。

区役所の害獣駆除に問い合わせたら、卵や鳩を直接駆除することはできないんですよ、と言われ泣く泣く巣立ちまで待ってフンや空いた巣を撤去しました……。

>>【新築時に考えよう】鳥獣被害の予防策をご紹介


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地域ライターE

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建築住宅不動産業界担当営業経験10年&旦那が宅建士&父が元造園業経営&義父が不動産業経営! インテリアも整理整頓も大好物のフリーライターがみなさんの家づくりのお手伝いのため取材に走ります