「ニッチ」と「ヌック」、2つの小さな空間でインテリアにメリハリを!
「新築一戸建てに、1カ所アクセントをつけたい! 」
「広々とした大空間も気持ちよいけれど、自分がすっぽり収まるようなこぢんまりしたスペースも捨てがたい……」
「インテリア小物をさりげなく飾れるような場所がほしい! 」
そんな憧れをかなえてくれる“小さな空間”、ニッチとヌック。
インテリア雑誌で目にしたことがあるけれど、ニッチとヌックって結局どういうもの? どうやって活用できるの? といった「ニッチとヌックの基礎知識」をわかりやすく紹介します!
「小さな空間を活用する」というニュアンスは同じですが、大きな違いがあります。それは、ニッチは「収納」で、ヌックは「居室空間」ということ。
壁の厚みや柱と柱の間の空間を利用して「くぼみ」を作り、収納や飾り棚として活用するもの。
主に3方向が緩やかに区切られた、人が1人で過ごせる程度の小さな居心地のよい空間として活用するものです。
どちらも扉を付けて完全に閉じた空間にするのではなく、常に開かれた空間になっていて、「ちょっとした小さな隙間」を活用するという共通点があるため、似たもののような感覚があるのかもしれませんね。
ニッチは家の壁面の「柱と柱」の間の空間を活かす収納スタイルです。写真のように、家の内部で間仕切り壁を設置するときは、まず柱を立て、その間にパネルを貼り、その上から壁紙で覆うことになります。
このパネルの内側は空洞です。この「空洞」を活用して壁にへこみをつくるのがニッチということになります。
そのため、ニッチは基本的に断熱材が必要な家の外壁に面したスペースには設置できません。
ニッチを作った場合、その部分には断熱材を入れることができなくなってしまうからです。断熱性能をキープするためには、家の内部、いわゆる「仕切り壁」がニッチを作れる場所ということになります。
部屋と廊下、部屋と部屋の間の壁がニッチスペースの前提です。
家で長い時間を過ごす場所としても、お客様をお通しする場所としても、リビングはインテリアにこだわりたいスペースとして真っ先にイメージされるのはないでしょうか。
空間のアクセントとして、ニッチ部分の素材や色味を壁や天井と切り替えるだけでも強いアクセントになります。
洗面や浴室は毎日使うアイテムやストックを置いておきたいスペースです。実は洗面や浴室周りはニッチを作りやすい場所とも言えます。
なぜなら「パイプスペース」を確保するため、通常の壁よりも奥行きが取れるニッチが作りやすいからです。パイプスペースの位置や大きさは図面で簡単にチェックできます。
ニッチは基本的に深い奥行をとれるものではありません。室内の仕切り壁であれば、もともと太い柱を使うことも少ないからです。
10cm程度の奥行のニッチは、小さな飾り棚として考えるのが基本の形。ニッチの配置や数を工夫することで「額縁効果」があります。
キッチンにあると便利なのが物の出し入れがしやすく、在庫の管理がしやすいオープン棚です。ニッチであれば、作業の邪魔にもなりません。
ヌックはもともと「リラックス空間」を意味しています。それが転じて、小さくて安心できる空間を指すようになりました。
通常なら使わないデッドスペースを「居室」のように使うこともできますし、広々と使える空間を、あえて1方向にしか開口していないスペースを作り出すこともできます。
寝そべったり座ったりしてリラックスした時間を過ごすためのパーソナルスペースとして、屋根裏を活用したヌックです。
明かり取りの天窓で程よい「明るさ」と「暗さ」両方演出できるのが魅力的!
日本なら「小上がり」と表現したくなるような開放感のあるタイプもヌックです。
両サイドに収納を設けておもちゃをしまっておけば、子どもの遊び場に、本を収納すれば読書スペースもなりますね!
靴の脱ぎ履きに、小さなお子さんのお手伝いに、玄関周りに「ベンチ」があればいいのに……と感じたことはありませんか?
玄関横にくぼみを作り、簡易ベンチを作ればちょっとした荷物置きにも活用できます。「リラックス空間」というよりは、「便利空間」的な使い方です。
ニッチもヌックも、経費に大きな影響が出るような部材が必要な造作ではないだけに、ついつい「できるだけ空間は余裕があった方がいいかな」と考えてしまいがち。ですが「スッキリとした空間」をキープするには余白も重要です。
「ここぞ! 」という場所に絞って検討することをオススメします!
【先輩たちの実例紹介】オシャレにこまれる「ヌック」の間取りアイデア
【先輩たちの実例紹介】「ニッチ収納」を新築住宅に取り入れるためには?
とことんこだわりたいけれど、後悔もしたくない!
そんな家づくり初心者の方にピッタリなのが、今だけ無料プレゼントしているアイダ設計の家づくりのアイデアやヒントがいっぱい詰まったカタログ『プランスタイルブック』。
無料ダウンロードができ、間取り図と写真・解説が付いているので、さらに理想の住まいがイメージしやすくなるはず!申し込みは記事下のフォームから。
メールアドレスの登録だけで、カンタンにカタログのダウンロードができます。完全自由設計の注文住宅をローコストで実現するアイダ設計なら、こうしたアイデアの提案が得意。経験豊富な設計士が一から図面を起こすので、さまざま工夫が敷地の面積や形にあった形で実現できます。
お問い合わせやご相談は無料。ぜひお気軽にご相談ください。
ご相談はこちらから<アイダ設計公式サイトへ>
「広々とした大空間も気持ちよいけれど、自分がすっぽり収まるようなこぢんまりしたスペースも捨てがたい……」
「インテリア小物をさりげなく飾れるような場所がほしい! 」
そんな憧れをかなえてくれる“小さな空間”、ニッチとヌック。
インテリア雑誌で目にしたことがあるけれど、ニッチとヌックって結局どういうもの? どうやって活用できるの? といった「ニッチとヌックの基礎知識」をわかりやすく紹介します!
ニッチとヌックの違いとは?
「言葉の印象も似ているし、インテリアの“隙間空間”ってイメージだし、何が違うの? 」とお感じになる方も多いのではないでしょうか。「小さな空間を活用する」というニュアンスは同じですが、大きな違いがあります。それは、ニッチは「収納」で、ヌックは「居室空間」ということ。
ニッチ
壁の厚みや柱と柱の間の空間を利用して「くぼみ」を作り、収納や飾り棚として活用するもの。
ヌック
主に3方向が緩やかに区切られた、人が1人で過ごせる程度の小さな居心地のよい空間として活用するものです。
どちらも扉を付けて完全に閉じた空間にするのではなく、常に開かれた空間になっていて、「ちょっとした小さな隙間」を活用するという共通点があるため、似たもののような感覚があるのかもしれませんね。
ニッチとヌックそれぞれの活用法
「ニッチは収納で、ヌックは居室空間ということは分かったけれど、具体的にはどんなふうに活用すればいいのかな? 」という疑問を解消する活用法をニッチとヌックそれぞれご紹介します。ニッチで増やしたいのは隙間収納? 映えるインテリア?
ニッチは家の壁面の「柱と柱」の間の空間を活かす収納スタイルです。写真のように、家の内部で間仕切り壁を設置するときは、まず柱を立て、その間にパネルを貼り、その上から壁紙で覆うことになります。
このパネルの内側は空洞です。この「空洞」を活用して壁にへこみをつくるのがニッチということになります。
そのため、ニッチは基本的に断熱材が必要な家の外壁に面したスペースには設置できません。
ニッチを作った場合、その部分には断熱材を入れることができなくなってしまうからです。断熱性能をキープするためには、家の内部、いわゆる「仕切り壁」がニッチを作れる場所ということになります。
部屋と廊下、部屋と部屋の間の壁がニッチスペースの前提です。
リビングのインテリアアクセントとして
家で長い時間を過ごす場所としても、お客様をお通しする場所としても、リビングはインテリアにこだわりたいスペースとして真っ先にイメージされるのはないでしょうか。
空間のアクセントとして、ニッチ部分の素材や色味を壁や天井と切り替えるだけでも強いアクセントになります。
浴室や洗面室の小物入れとして
洗面や浴室は毎日使うアイテムやストックを置いておきたいスペースです。実は洗面や浴室周りはニッチを作りやすい場所とも言えます。
なぜなら「パイプスペース」を確保するため、通常の壁よりも奥行きが取れるニッチが作りやすいからです。パイプスペースの位置や大きさは図面で簡単にチェックできます。
小さな飾り棚の額縁として
ニッチは基本的に深い奥行をとれるものではありません。室内の仕切り壁であれば、もともと太い柱を使うことも少ないからです。
10cm程度の奥行のニッチは、小さな飾り棚として考えるのが基本の形。ニッチの配置や数を工夫することで「額縁効果」があります。
キッチンの収納として
キッチンにあると便利なのが物の出し入れがしやすく、在庫の管理がしやすいオープン棚です。ニッチであれば、作業の邪魔にもなりません。
あえて作り出すヌックと空きスペースを活用するヌック
ヌックはもともと「リラックス空間」を意味しています。それが転じて、小さくて安心できる空間を指すようになりました。
通常なら使わないデッドスペースを「居室」のように使うこともできますし、広々と使える空間を、あえて1方向にしか開口していないスペースを作り出すこともできます。
屋根裏を活用した明るいヌック
寝そべったり座ったりしてリラックスした時間を過ごすためのパーソナルスペースとして、屋根裏を活用したヌックです。
明かり取りの天窓で程よい「明るさ」と「暗さ」両方演出できるのが魅力的!
部屋の片隅に、一段小上がりを作るヌック
日本なら「小上がり」と表現したくなるような開放感のあるタイプもヌックです。
両サイドに収納を設けておもちゃをしまっておけば、子どもの遊び場に、本を収納すれば読書スペースもなりますね!
玄関横のベンチとして
靴の脱ぎ履きに、小さなお子さんのお手伝いに、玄関周りに「ベンチ」があればいいのに……と感じたことはありませんか?
玄関横にくぼみを作り、簡易ベンチを作ればちょっとした荷物置きにも活用できます。「リラックス空間」というよりは、「便利空間」的な使い方です。
ニッチとヌックを作る目的は?
せっかくのスペースも、無意味に作ってしまえば掃除の手間が増えるだけ。ニッチもヌックも、経費に大きな影響が出るような部材が必要な造作ではないだけに、ついつい「できるだけ空間は余裕があった方がいいかな」と考えてしまいがち。ですが「スッキリとした空間」をキープするには余白も重要です。
「ここぞ! 」という場所に絞って検討することをオススメします!
【先輩たちの実例紹介】オシャレにこまれる「ヌック」の間取りアイデア
【先輩たちの実例紹介】「ニッチ収納」を新築住宅に取り入れるためには?
インテリアもこだわって! 後悔しない初めての家づくり
家づくりは、初めてのことが盛りだくさん。家事がラクになる間取りや収納スペースの確保などの機能性はもちろん、インテリアにもこだわりたいですよね。とことんこだわりたいけれど、後悔もしたくない!
そんな家づくり初心者の方にピッタリなのが、今だけ無料プレゼントしているアイダ設計の家づくりのアイデアやヒントがいっぱい詰まったカタログ『プランスタイルブック』。
無料ダウンロードができ、間取り図と写真・解説が付いているので、さらに理想の住まいがイメージしやすくなるはず!申し込みは記事下のフォームから。
メールアドレスの登録だけで、カンタンにカタログのダウンロードができます。完全自由設計の注文住宅をローコストで実現するアイダ設計なら、こうしたアイデアの提案が得意。経験豊富な設計士が一から図面を起こすので、さまざま工夫が敷地の面積や形にあった形で実現できます。
お問い合わせやご相談は無料。ぜひお気軽にご相談ください。
ご相談はこちらから<アイダ設計公式サイトへ>
必要事項をご記入の上、
「資料を請求する」を押してください。
※は必須入力項目です。
【プライバシーポリシー】
個人情報の利用目的
このフォームに入力いただきました個人情報は、資料のお届けのほかに、以下の目的で利用させて頂く場合がございます。
- ①当社事業(不動産分譲事業、注文建築事業)等の営業活動における訪問、ダイレクトメール、電話、電子メールによる勧誘
- ②顧客動向調査、商品開発等の為の分析
- ③当社の商品やサービスの紹介や宣伝
- ④アフターサービス、定期メンテナンスの為の工事委託
- ⑤保険媒介代理事業
- ⑥ローン媒介代理業務
- ⑦その他当社の事業に付帯・関連する事項
その他個人情報の取り扱いについては、当社HPにてご確認ください。
https://www.aidagroup.co.jp/company/info/privacy.html