カーテン断熱で家の寒さ対策!カーテンのプロに教えてもらいました。
暖房しても部屋が寒くて震える、窓から冷気がしんしんと伝わってくる……。そんなお家の寒さでお悩みなら、お部屋のカーテンを見直してみませんか?
「カーテン断熱」のテクニックを、カーテン専門店「びっくりカーテンcloset」吉祥寺店 店長 石澤京子さんに教えていただきました。
そんな寒さの入り口ともいえる「窓」の断熱性を、手っ取り早くアップできるのが、窓に掛ける「カーテン」。カーテンは、素材や取り付け方次第で、窓からの冷気をシャットアウトしてくれる頼もしい味方なんです。
「カーテンは、どんな素材であっても掛けていれば窓からの冷気を防ぐ一定の効果はありますが、より高い断熱性を求めるなら、化学繊維の高機能ドレープカーテン**を選ぶのがオススメです」(石澤さん)
たとえば、びっくりカーテンオリジナルの超高機能シリーズ『ecolo(エコロ)』は、熱を断つ遮熱機能に加え、遮光性、防音性も兼ね備えた優れものです。
裏面にアクリル樹脂を3層もコーティングし、熱が伝わらないよう断熱加工が施されたカーテン生地で、試験センターによる検証実験では断熱効果率は50.6%! 遮光性にいたっては、ほぼ100%光を通さないという高機能ぶりです。
機能性に加え、デザインやカラーラインナップも豊富。かつて遮光カーテンといえば、裏面が黒いものが主流(上写真の右)でしたが、現在はウラ・オモテが同じカラーになって見た目も向上しています(同・左)。
まずはサイズの問題。カーテンを掛ける窓をしっかりと覆い、隙間からの冷気を遮断することが大切です。
「腰窓の場合、窓の下にベッドやソファを置いているとカーテンの隙間から冷気が下りてきて寒さを感じます。そのような場合は、より長めのカーテンを掛けるのが冷気対策としてはいいですが、見た目の問題も出てきますので、重視したいポイントにあわせてバランスをとっていただくのがオススメです」(石澤さん)
掃き出し窓も同様で、床に引きずる程度の長めサイズの方が冷気対策としては万全。しかも、引きずるくらいの長さで掛ける掛け方は「ブレイクスタイル」と呼ばれ、オシャレで人気の掛け方なのだとか。特に、リネンなどの柔らかい素材を、ふわっと長めに掛けるのがトレンドにもなっているようです。
でも、床に引きずっているとほこりがたまりやすくなり、掃除が面倒という側面も。このあたりもバランスが求められそうです。
「窓全面からの冷気をシャットアウトするためには、カーテンでなくてもロールスクリーンやブラインドでも一定の効果は期待できます。しかし、窓とスクリーン/ブラインドの羽根の隙間から冷気は入り込んできます。より断熱効果を高めるためには、カーテンを『リターン仕様』にして、窓とカーテンの隙間もカバーするのがオススメです」(石澤さん)
リターン仕様とは、ドレープカーテンの両端のヒダ山を、2本あるカーテンレールの間隔(奥行)にあわせて少し狭く縫製しておき、両端のフックを奥のレールに引っ掛けることで、カーテンで窓をすっぽり覆うというもの。
手持ちの既成カーテンでも幅にゆとりがあれば同様に掛けることは可能ですが、リターン部分は生地が余ってしまうことが多いので、その場合は余った生地をクリップなどで留めてあげるのがよさそうです。
「カーテンレールの上部の隙間対策としては、トップカバー付きカーテンレールがあります。主には、光漏れ対策用のものですが、リターン仕様のフックもついていて冷気をシャットアウトし、断熱性を高めてくれます。すでにカーテンレールがついている場合は、取り換えが必要になります」(石澤さん)
なるほど、上にふたをしてしまえば隙間対策は完璧ですね。ここまで厳重に窓を覆えば、窓からの冷気に震える日々ともおさらばできそうです!
カーテン断熱のためには、カーテン素材の選び方と掛け方が決め手ということがよく分かりました。
でも、カーテンは部屋の雰囲気に大きな影響を与えるし、なんだかんだで結構お金がかかるし……ということで、ついつい後回しでありあわせのものでやり過ごしているという方も多いのではないでしょうか。
「びっくりカーテンでは、お洋服のようにカーテンも楽しんでいただきたいという思いから、手に取っていただきやすい価格帯から商品をラインナップしています。デザインやカラーのバリエーションも豊富にそろえております。カーテンというと『一生に一度の買い物』と気合が入ってしまうかもしれませんが、ぜひ気軽に取り入れて、季節ごとに衣替えするように取り換えるカーテンライフを楽しんでいただけたらと思います」(石澤さん)
「カーテンは思っている以上にほこりなどで汚れていることがあります。洗濯可能な素材であれば、ぜひ定期的にお洗濯をしてください。簡単な洗濯方法をご紹介します。
見違えるようにきれいになって、さっぱりしますよ。ひだ山の形状記憶機能のある商品もあり、そういったものならひだ山がつぶれてしまう心配もありません」(石澤さん)
「店舗では、さまざまなカーテンの楽しみ方もご提案しています。たとえば、レースのカーテンを前に掛けるフロントレースという掛け方。さらに、気候が穏やかな季節なら前後ともレースのカーテンにして透け感とデザインを楽しむというのはいかがでしょうか。ぜひ、自由に楽しんでいただければと思います」(石澤さん)
寒さ対策などの機能性はもちろん、日々の暮らしの彩としても楽しめるカーテン。上手に取り込んで、心身ともに快適な住まいづくりを叶えたいですね!
5000種類以上の豊富なデザインと100サイズ揃ったカーテン専門店。オリジナルアイテムや、遮熱・遮光、防炎、抗菌、UVカット等の機能性商品も充実。ネットショップからスタートし、今年で開店13年目。吉祥寺店(東京都武蔵野市)、大阪本町店(大阪府大阪市)では、実際にカーテンを窓際にかけて機能性やイメージをチェックすることができる。
https://www.bicklycurtain.com/
「カーテン断熱」のテクニックを、カーテン専門店「びっくりカーテンcloset」吉祥寺店 店長 石澤京子さんに教えていただきました。
そもそも寒さは窓からやってくる
エアコンなどで暖めた室内の空気は、窓などの開口部や壁、床、屋根に熱を奪われ冷まされてしまいます。特に窓などの開口部から多くの熱が出入りしていて、暖められた空気の熱全体のうち58%が開口部から出入りしているというデータも*。そんな寒さの入り口ともいえる「窓」の断熱性を、手っ取り早くアップできるのが、窓に掛ける「カーテン」。カーテンは、素材や取り付け方次第で、窓からの冷気をシャットアウトしてくれる頼もしい味方なんです。
カーテン断熱に適したカーテン素材を選ぼう
カーテンのプロ・石澤さんによると、カーテンの素材は大まかには以下の2種類。- 天然繊維(綿、麻など)
- 化学繊維(ポリエステルなど)
「カーテンは、どんな素材であっても掛けていれば窓からの冷気を防ぐ一定の効果はありますが、より高い断熱性を求めるなら、化学繊維の高機能ドレープカーテン**を選ぶのがオススメです」(石澤さん)
たとえば、びっくりカーテンオリジナルの超高機能シリーズ『ecolo(エコロ)』は、熱を断つ遮熱機能に加え、遮光性、防音性も兼ね備えた優れものです。
裏面にアクリル樹脂を3層もコーティングし、熱が伝わらないよう断熱加工が施されたカーテン生地で、試験センターによる検証実験では断熱効果率は50.6%! 遮光性にいたっては、ほぼ100%光を通さないという高機能ぶりです。
機能性に加え、デザインやカラーラインナップも豊富。かつて遮光カーテンといえば、裏面が黒いものが主流(上写真の右)でしたが、現在はウラ・オモテが同じカラーになって見た目も向上しています(同・左)。
断熱効果をアップするカーテンの掛け方
カーテン断熱のためには、カーテン素材だけでなく、カーテンの掛け方にも注意が必要です。カーテンの丈サイズは大きめに
まずはサイズの問題。カーテンを掛ける窓をしっかりと覆い、隙間からの冷気を遮断することが大切です。
「腰窓の場合、窓の下にベッドやソファを置いているとカーテンの隙間から冷気が下りてきて寒さを感じます。そのような場合は、より長めのカーテンを掛けるのが冷気対策としてはいいですが、見た目の問題も出てきますので、重視したいポイントにあわせてバランスをとっていただくのがオススメです」(石澤さん)
掃き出し窓も同様で、床に引きずる程度の長めサイズの方が冷気対策としては万全。しかも、引きずるくらいの長さで掛ける掛け方は「ブレイクスタイル」と呼ばれ、オシャレで人気の掛け方なのだとか。特に、リネンなどの柔らかい素材を、ふわっと長めに掛けるのがトレンドにもなっているようです。
でも、床に引きずっているとほこりがたまりやすくなり、掃除が面倒という側面も。このあたりもバランスが求められそうです。
決め手は「リターン仕様」
「窓全面からの冷気をシャットアウトするためには、カーテンでなくてもロールスクリーンやブラインドでも一定の効果は期待できます。しかし、窓とスクリーン/ブラインドの羽根の隙間から冷気は入り込んできます。より断熱効果を高めるためには、カーテンを『リターン仕様』にして、窓とカーテンの隙間もカバーするのがオススメです」(石澤さん)
リターン仕様とは、ドレープカーテンの両端のヒダ山を、2本あるカーテンレールの間隔(奥行)にあわせて少し狭く縫製しておき、両端のフックを奥のレールに引っ掛けることで、カーテンで窓をすっぽり覆うというもの。
手持ちの既成カーテンでも幅にゆとりがあれば同様に掛けることは可能ですが、リターン部分は生地が余ってしまうことが多いので、その場合は余った生地をクリップなどで留めてあげるのがよさそうです。
カーテンレールにも注目!
窓とカーテンの隙間といえば、ぽっかりと空いたカーテンレールの上側も気になってきます。「カーテンレールの上部の隙間対策としては、トップカバー付きカーテンレールがあります。主には、光漏れ対策用のものですが、リターン仕様のフックもついていて冷気をシャットアウトし、断熱性を高めてくれます。すでにカーテンレールがついている場合は、取り換えが必要になります」(石澤さん)
なるほど、上にふたをしてしまえば隙間対策は完璧ですね。ここまで厳重に窓を覆えば、窓からの冷気に震える日々ともおさらばできそうです!
断熱はもちろん、さまざまな楽しみ方も!
衣替えするように、カーテンも着替える
カーテン断熱のためには、カーテン素材の選び方と掛け方が決め手ということがよく分かりました。
でも、カーテンは部屋の雰囲気に大きな影響を与えるし、なんだかんだで結構お金がかかるし……ということで、ついつい後回しでありあわせのものでやり過ごしているという方も多いのではないでしょうか。
「びっくりカーテンでは、お洋服のようにカーテンも楽しんでいただきたいという思いから、手に取っていただきやすい価格帯から商品をラインナップしています。デザインやカラーのバリエーションも豊富にそろえております。カーテンというと『一生に一度の買い物』と気合が入ってしまうかもしれませんが、ぜひ気軽に取り入れて、季節ごとに衣替えするように取り換えるカーテンライフを楽しんでいただけたらと思います」(石澤さん)
ときには、お洗濯しましょう
「カーテンは思っている以上にほこりなどで汚れていることがあります。洗濯可能な素材であれば、ぜひ定期的にお洗濯をしてください。簡単な洗濯方法をご紹介します。
カーテンの簡単な洗濯方法
- カーテンをひだ山ごとにジャバラだたみにして、13~14cmの束にします。
- 束を二~三つ折りにして、洗濯ネットに入れます。
- 洗濯機の弱流で洗います。
- 広げて干して、乾けば完了です。
見違えるようにきれいになって、さっぱりしますよ。ひだ山の形状記憶機能のある商品もあり、そういったものならひだ山がつぶれてしまう心配もありません」(石澤さん)
レースカーテンを前に掛けてみる
「店舗では、さまざまなカーテンの楽しみ方もご提案しています。たとえば、レースのカーテンを前に掛けるフロントレースという掛け方。さらに、気候が穏やかな季節なら前後ともレースのカーテンにして透け感とデザインを楽しむというのはいかがでしょうか。ぜひ、自由に楽しんでいただければと思います」(石澤さん)
カーテンで、身も心も快適に
今回はカーテンのプロに、お家の寒さ対策としてカーテンを活用するテクニックを教えていただきました。寒さ対策などの機能性はもちろん、日々の暮らしの彩としても楽しめるカーテン。上手に取り込んで、心身ともに快適な住まいづくりを叶えたいですね!
『びっくりカーテン』とは?
5000種類以上の豊富なデザインと100サイズ揃ったカーテン専門店。オリジナルアイテムや、遮熱・遮光、防炎、抗菌、UVカット等の機能性商品も充実。ネットショップからスタートし、今年で開店13年目。吉祥寺店(東京都武蔵野市)、大阪本町店(大阪府大阪市)では、実際にカーテンを窓際にかけて機能性やイメージをチェックすることができる。
https://www.bicklycurtain.com/
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