新築一戸建てを建てるときに必要な諸費用、大まかに言うとこのくらい
新築一戸建てを建てるには土地代と本体工事費がかかりますが、そのほかにもさまざまな手数料や税金、雑費などの諸費用を見込んでおかなければなりません。
必要な諸費用の項目と金額をお伝えします。
印紙税は、2015年4月1日の時点で、契約金額が1,000万円超で5,000万円以下の場合10,000円、5,000万円超で1億円以下の場合30,000円となっています。
価格が400万円超の場合、(土地の価格×3%+6万円)×消費税が上限になっています。
新築一戸建てを建てるときにかかる諸費用の中には、施主のやり方次第で抑えることができるものがあります。場合によっては何十万もの違いがでることも。会社選びや、何に費用をかけるかという判断は慎重に行うようにしましょう。
必要な諸費用の項目と金額をお伝えします。
【新築一戸建ての諸費用①】契約時の費用
- 印紙税
印紙税は、2015年4月1日の時点で、契約金額が1,000万円超で5,000万円以下の場合10,000円、5,000万円超で1億円以下の場合30,000円となっています。
- 仲介手数料
価格が400万円超の場合、(土地の価格×3%+6万円)×消費税が上限になっています。
【新築一戸建ての諸費用②】登記の費用
土地と建物で約3573万円の新築一戸建ての場合、以下のような登記費用がかかります。- 表示登記→7万5000円
- 土地の所有権移転登記→約13万円
- 建物の所有権保存登記→3万5000円
- 抵当権設定登記(住宅ローンを組む場合)→約9万円
【新築一戸建ての諸費用③】工事の費用
必要な工事費は以下のようになります。- 地盤調査費→5万~6万円
- 地盤改良費→工法や面積により80万~120万円
- カーテン工事費→カーテンやカーテンレール代を含めて30~100万円
- 冷暖房工事費→本体工事費に含まれるコンセントや配管の費用以外で100万~200万円
【新築一戸建ての諸費用④】住宅ローンの費用
住宅金融公庫(フラット35)と銀行ローンの併用で、住宅ローンの費用はかなり安く押さえることができます。土地と建物で約3573万円の新築一戸建てで、「フラット35」の上限借入額が2700万円、残額プラス諸費用の930万円を銀行ローンとすると、以下の金額が目安になります。火災保険は、住宅ローンを組む際に加入義務があることがほとんどです。- フラット35手数料→約3万
- フラット35の印紙税→2万円
- 事務手数料→約3万円
- 団体生命保険(年額)→約7万5000円
- 銀行ローン保証料→約19万円
- 銀行ローン手数料→約3万円
- 銀行の印紙税→2万円
- 火災保険料→35年の保険期間で保険金額が1770万円の場合、約56万円
【新築一戸建ての諸費用⑤】その他費用で必須のもの
その他に必要になる諸費用は、引っ越し関係の費用と雑費です。複数の会社で見積もりを取ってから引っ越し会社を選ぶと良いでしょう。- 引っ越し関係費→約20万円
- 雑費→約5万円(ご近所へのあいさつ、御祝い返し等)
【新築一戸建ての諸費用⑥】その他費用で必須ではないもの
設計料は、設計事務所に設計を依頼した場合にかかる費用です。ハウスメーカーに建築を依頼した場合は本体工事費に含まれます。- 設計料→木造2階建てで315万円、変形鉄筋3階建てで729万円(一例)
- 地鎮祭費用→初穂料の相場が2万~5万円とそのほか供物代
- 測量費→30坪前後の土地の場合で12万円前後
新築一戸建てを建てるときにかかる諸費用の中には、施主のやり方次第で抑えることができるものがあります。場合によっては何十万もの違いがでることも。会社選びや、何に費用をかけるかという判断は慎重に行うようにしましょう。