デザイン住宅、気になるお値段は? 平均価格で会社選び

2016.08.07 ieny編集部
有名な建築家に設計してもらって建てる凝った作りのデザイナーズ住宅だけが、デザイン住宅ではありません。
多様なデザイン住宅を建てる場合どのくらいの金額がかかるのか、会社別にご紹介します。


フリーダムアーキテクツデザイン

資金計画土地の購入のサポートもしてくれる設計事務所。

年間設計棟数が300棟という数字が、施主さんたちの支持の高さを表しています。
施行事例には1,000万円~2000万円のローコスト住宅もあります。この会社のローコストの理由は3つです。

1つ目は長年の設計ノウハウにより、クオリティーを下げずに無駄なコストをカットできること。
2つ目は施行会社が入札制で決定されること。3つ目は発注軒数の多さにより工事代金を抑えられることです。

もちろん、2,000万円台のミドルクラス、3,000万円以上のハイクラスにも、抱負な施工事例があります。

HPには、施行事例と価格がはっきりと表示されており、予算内でどのくらいの住宅が建築できるのかがわかりやすくなています。
また、フリーダムアーキテクツデザインでは、50年間のアフターサービス付き。工事が始まってからの工務店の倒産というようなまさかの時にも、工事の完成のための追加費用はないとのことで、安心して依頼できます。

R+house(アール・プラス・ハウス)

優良住宅をローコストで届けるという考え方や仕組みを共有した、建築家や工務店のネットワークです。

運営は「ハイアス・アンド・カンパニー株式会社」が行っています。
居住地域の登録店舗に依頼すると、全国一律の価格と性能の住宅が建てられます。
一例では、31.56坪の家のスタンダードの価格が1,329万2,000円、諸経費188万円を足して1,517万2,000円(2016年7月時点)。
アール・プラス・ハウスの場合、スタンダードの仕様で耐震・省エネなどの長期優良住宅の基準を満たしていますが、オプションを付けることもできます。

アール・プラス・ハウスが価格を抑えられる理由の一つは、セミオーダー制。
住宅の仕様にある程度のルールを設け、建材の無駄使いをなくす工夫や、工期を短くする工夫をしています。
もう一つの理由は、建材の仕入れ方法。
中間業者を省いたメーカーとの直接取り引きや、建材費の先払いによる低価格での調達が可能となります。

山川設計

住宅雑誌にデザインの事例が度々掲載される設計事務所。

多くの施主がデザインに憧れて依頼しています。価格帯はさまざまですが、坪単価80~90万円(本体工事費)、設計料3万5,000円×平米数(税別)の高級住宅では、どういった良さがあるのでしょうか。

まず、山川設計の魅力は、代表の山川氏など一流の建築家が設計する、
優れたデザイン性を持った住宅であるというです。次に、施主の希望をじっくりと聞いて、現在だけでなく将来の暮らし方も見通したプランが提案されます。100分の1の立体模型を見ながらさらに話し合い、施主が十分納得してから契約ができます。

また、山川設計が強みとしており、施工例も多いRC造の壁式工法では、柱や梁の出っ張りが室内に見えません。
柱のない大空間のリビングが実現できます。2016年現在流行りの、吹き抜け階段のあるリビングなどはお手のものです。


今回紹介した内容を参考に、自分の希望する予算に合った建設業者を選んでみてください。

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ieny編集部

皆さまの“楽しい家づくり”をサポートしたい! 『楽しく、後悔のない』家づくりをするために必要な情報を、日々こつこつと集めては吟味をしている。息抜きは100均パトロールで、お得に便利なものを探して報告しあう毎日です。