家の建て替え、その流れと手順は?建て替えならではの要注意ポイントも解説

2021.10.18 烏田千洋
家を建てようと考えている子育て世代のなかには、「親の土地付き戸建て住宅を、二世帯住宅に建て替える」という選択肢がある人もいらっしゃることでしょう。

今ある家を建て替える場合、親の土地が使えるので土地探しの手間や購入費用が省けるメリットがある反面、建て替えならではの要注意ポイントがあります。最悪のケースとしては、いま家が建っているのに建て替えできないということもあるようです。


後悔のない家づくりができるように、流れをふまえて注意するべきポイントをしっかりとおさえておきたいところ。

家の建て替えに向けての要注意ポイントをまとめました。


家の建て替えの流れ

家を建て替える場合、もともと建ってる家の解体や、建て替え工事中の住人の仮住まい探し・工事前後の引っ越しなどが必要になります。

工事着工までは、一般的には以下のような流れになります。

  1. 建設業者(ハウスメーカーや工務店など)探し
  2. 住宅プランの検討
  3. 住宅ローンの申し込み
  4. 解体業者の選定
  5. 仮住まい探し
  6. 仮住まいへの引っ越し
  7. 地盤調査
  8. 解体工事
  9. 地盤改良(必要な場合のみ)
  10. 新築住宅の着工

更地に家を建てるのとは異なり、建て替えならではの段取りがあり注意が必要です。特に気を配りたい点についてチェックしていきましょう。


注意したいポイント 1・仮住まいの手配

新たに土地を購入して住宅建築するなら、家が建ってから引っ越せばよいだけですが、家の建て替えをする場合は、建設工事中に住む仮住まいや、家財道具の一時保管場所を用意する必要があります。

建設工事中だけの短期間の仮住まいですから、条件に合致する物件を探すのはなかなか骨が折れるよう。住宅プランの検討や住宅ローンの心配に追われて忙しいタイミングですが、仮住まい探しも早め早めに目配りしておきたい点です。


注意したいポイント2・解体前~残したい庭木や家電など

土地を更地にするための大仕事、家の解体工事に向けては、手配を厳密にしておきたいところです。家を建てる建設業者と別に解体業者を依頼する場合は、建設業者と解体業者の間で連絡不行き届きがないよう特に注意が必要です。

  • 残しておきたい木があればしっかり伝えて手配しておく
    (家の建設時に邪魔になるので仮移植が必要なんてこともありうる)
  • エアコンなど残しておきたいものの一時保管場所への移動
    (管理責任者を明確にしておくこと)
  • 建設業者と解体業者の作業工程の調整
    (スムーズに滞りなく両者の作業が進むように! )
  • 引っ越しの荷造り
    (仮住まいで必要なもの/新居ができるまで不要なものに分けて荷造り)


注意したいポイント 3・地盤調査・地盤改良

もともと家が建っていた敷地であっても、建て替えにあたっては新たに地盤調査を行うことが通例とされ、調査の結果、地盤の強度が不十分となった場合は地盤改良を行う必要が出てきます。

時間も費用も余計にかかり気が重いですが、安心安全な家を建てるために、信頼できる業者にきちんと対応してもらいたいところですね。


注意したいポイント 4・建て替え不可の可能性!?


すでに家が建っているのだからまさかと思うのですが、敷地の条件によって家の建て替えができない可能性があります。

既存の建物が建った後で建築基準法が改正されていて、現行法では家が建てられない土地になってしまっていたという可能性があるというのです。

建て替えができないケースで多いのが、建築基準法で定められた「接道義務」を満たしていない土地。家が建てこんでいて道路に接していない土地で、路地の幅が2m以下の場合などは要注意。

建て替え計画を考えるなら、ぜひとも早めに土地の状況を確認しておきたいところです。


総合的に依頼したいならハウスメーカーが安心!

家の建て替えには、建て替えならではの注意点が色々とあることが分かりました。家の安全性にもつながる大切なことだから、ぜひ一気通貫で間違いなくできるプロにお願いしたいものです。

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この記事を書いた人

烏田千洋

編集・ライター
家の建て替えか、リフォームか迷いつつ情報収集の日々。憧れは、トリプルガラスの樹脂窓と、全自動おそうじ機能付きの換気扇、朝日の入る日当たりのよいお家! 趣味、園芸。日本のいいね!が、見つかるメディア『japonism』編集長