「廊下」がない家、これって正解?メリット・デメリットを解説!
お家づくりを進めていくなかで、間取りについて悩む方は多いはず。
限られた土地を少しでも有効に使いたい! という思いは、家づくりを進めていく過程で強くなっていきますよね。
今回取り上げるのは、注文住宅の施主事例などで時々見かける「廊下」のない家。廊下を省いてLDKや居室にスペースを割いた間取りの家ですが、これって正解なのでしょうか?

近年、増えてきているとも言われる「廊下がない家」のメリット・デメリットを紹介します。
人ひとりがやっと通れるといった狭い廊下や、行き止まりになっている廊下では、日々の暮らしで不便なだけでなく、災害時の避難や救助にも影響しかねません。幅や間取りに十分に配慮したいところです。
また、廊下には、家の中の緩衝材的な役割として、音やにおいを吸収してくれるという働きもあります。
「廊下がない家」にはどんなメリットがあるでしょうか。
廊下がない家とは、たとえば次のような間取りの家のこと。

限られたスペースを最大限活用し、居室をとった平屋の住宅です。
このように、廊下がない家のメリットの第一としては、廊下を省いた分、居室を広く取ることができるという点があります。

移動スペースである廊下を省いた間取りは、移動距離が短く家事動線もシンプルになります。

たとえば、洗濯機から干場までの移動距離が短くなったり、そもそも移動しなくて済むよう洗濯機の横に室内干しスペースを配置してランドリー機能をまとめた間取りにしちゃおうなど、新たな発想も生まれます。
廊下がない家では、廊下を仕切るための間仕切りや扉が不要になるので、そのための壁や建具などの材料費や工賃もかかりません。その分、より優先したい箇所に予算を回すことができるという点も、廊下がない家のメリットといえるでしょう。
廊下がない家のデメリットもチェックしましょう。

廊下がない家で効率的な移動動線を確保しようとすると、玄関の位置や階段が限られた位置取りになってきます。
たとえば、細長い敷地の端に玄関を配置したら、その逆の部屋に行くまでにいくつもの部屋を通り抜けなくてはならない間取りになりかねません。この場合は、どの居室にもアクセスしやすい家の中心に玄関を据えることが得策。
このように敷地の条件などによって、廊下はないが移動しやすい家を実現するには設計プランの自由度に制限がかかる可能性があります。
廊下は音やにおいを吸収する働きもあると紹介しました。廊下がないとこの機能が失われるので、トイレに隣接する部屋に音が漏れたり、調理のにおいが充満したりという音やにおいの点でデメリットが考えられます。また各部屋の生活音が筒抜けだったりと、プライバシーの問題も気になってきます。
ただ、最近では換気扇の性能が格段に向上していたり、音の問題は間取りの工夫でカバーしたりと、廊下がないなりの対策も可能なようです。
廊下を省くことで、動線が簡潔になり効率的な移動が可能になるというメリットの反面、ゆとりのないギスギスした空間になりかねないというデメリットがあります。
また、廊下という緩衝地帯がないことで家全体がメリハリのない空間になり、かえって使い勝手の悪い家になってしまったなんてことにも。
廊下を無駄と考えるか、必要と考えるか。それは、どんな家で、どんな暮らしをしたいのか、そこに住む人次第!
メリット・デメリットをふまえて、家族のライフスタイルや理想の暮らし方に合った正解を導き出したいですね。
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限られた土地を少しでも有効に使いたい! という思いは、家づくりを進めていく過程で強くなっていきますよね。
今回取り上げるのは、注文住宅の施主事例などで時々見かける「廊下」のない家。廊下を省いてLDKや居室にスペースを割いた間取りの家ですが、これって正解なのでしょうか?

近年、増えてきているとも言われる「廊下がない家」のメリット・デメリットを紹介します。
「廊下」の役割とは?
住宅における廊下の基本的な役割とは、「部屋と部屋をつないで行き来ができるようにすること」。日常の移動はもちろんのこと、災害時の避難経路としても大切な役割を担います。人ひとりがやっと通れるといった狭い廊下や、行き止まりになっている廊下では、日々の暮らしで不便なだけでなく、災害時の避難や救助にも影響しかねません。幅や間取りに十分に配慮したいところです。
また、廊下には、家の中の緩衝材的な役割として、音やにおいを吸収してくれるという働きもあります。
「廊下がない家」のメリット
限られた延べ床面積からスペースを捻出して、わざわざ使いにくい廊下をつくるくらいなら、その分のスペースを居室にまわして少しでも広い空間を確保したいもの。「廊下がない家」にはどんなメリットがあるでしょうか。
部屋を広く取れる
廊下がない家とは、たとえば次のような間取りの家のこと。

LDK中心に、家族がつながる廊下のない家(ieny)
限られたスペースを最大限活用し、居室をとった平屋の住宅です。
このように、廊下がない家のメリットの第一としては、廊下を省いた分、居室を広く取ることができるという点があります。
動線が簡潔で家事ラク

アイダ設計プランスタイルブックより
移動スペースである廊下を省いた間取りは、移動距離が短く家事動線もシンプルになります。

アイダ設計プランスタイルブックより
たとえば、洗濯機から干場までの移動距離が短くなったり、そもそも移動しなくて済むよう洗濯機の横に室内干しスペースを配置してランドリー機能をまとめた間取りにしちゃおうなど、新たな発想も生まれます。
間仕切りや建具などのコスト削減
廊下がない家では、廊下を仕切るための間仕切りや扉が不要になるので、そのための壁や建具などの材料費や工賃もかかりません。その分、より優先したい箇所に予算を回すことができるという点も、廊下がない家のメリットといえるでしょう。
「廊下がない家」のデメリット
家事ラクで、お部屋も広くとれる「廊下がない家」。案外、廊下ってなくても大丈夫かも? なんて気にもなってきますが、廊下がないことで不便はないのでしょうか?廊下がない家のデメリットもチェックしましょう。
プランの自由度が下がる

廊下がない家で効率的な移動動線を確保しようとすると、玄関の位置や階段が限られた位置取りになってきます。
たとえば、細長い敷地の端に玄関を配置したら、その逆の部屋に行くまでにいくつもの部屋を通り抜けなくてはならない間取りになりかねません。この場合は、どの居室にもアクセスしやすい家の中心に玄関を据えることが得策。
このように敷地の条件などによって、廊下はないが移動しやすい家を実現するには設計プランの自由度に制限がかかる可能性があります。
音やにおいが居室にダイレクト
廊下は音やにおいを吸収する働きもあると紹介しました。廊下がないとこの機能が失われるので、トイレに隣接する部屋に音が漏れたり、調理のにおいが充満したりという音やにおいの点でデメリットが考えられます。また各部屋の生活音が筒抜けだったりと、プライバシーの問題も気になってきます。
ただ、最近では換気扇の性能が格段に向上していたり、音の問題は間取りの工夫でカバーしたりと、廊下がないなりの対策も可能なようです。
空間にゆとり・メリハリがない
廊下を省くことで、動線が簡潔になり効率的な移動が可能になるというメリットの反面、ゆとりのないギスギスした空間になりかねないというデメリットがあります。
また、廊下という緩衝地帯がないことで家全体がメリハリのない空間になり、かえって使い勝手の悪い家になってしまったなんてことにも。
正解は、住む人次第!
一見、無駄とも思える廊下ですが、通路としてだけでなく家の中の緩衝地帯として機能していたり、ゆとりある空間づくりに一役買っていたりと色々と活躍していることもわかりました。廊下を無駄と考えるか、必要と考えるか。それは、どんな家で、どんな暮らしをしたいのか、そこに住む人次第!
メリット・デメリットをふまえて、家族のライフスタイルや理想の暮らし方に合った正解を導き出したいですね。
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「廊下」について考え出すと、玄関や階段、そして各居室の間取りなど家全体に関わってきて、廊下だけの問題ではないことが分かります。もっとイメージを膨らませたいという方は、間取りアイデア実例満載のカタログ『プランスタイルブック』(アイダ設計)をチェックしてみましょう。
間取り図と写真、解説が付いていて、さらに理想の住まいがイメージしやすくなるはずです。

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