新築一戸建て、失敗しないベーシックな間取りは?

2019.06.16 ieny編集部
新築一戸建ての購入や建て替えにあたってしっかり考えておきたいのは間取り
家族形態や立地条件によって、理想的な間取りは変わってきます。
今回は失敗しないために押さえておきたい、ベーシックな間取りを紹介します。


妥協することなく考えたいリビングダイニングキッチンの間取り

家族みんなが集まってくるリビングルームはいわば家庭の中心地であるため、間取りにこだわりたいと考えている人も多いはず。

かつてはリビングを1階に設ける家庭が一般的でしたが、最近では2階に構える戸建ても増えています。

開放的なイメージを大切にしている家庭では、リビング・ダイニングキッチンなどの設備がひとつながりになったLDKを選択する傾向にありますが、来客を考え、あえてダイニング・キッチンとリビングの間を仕切る家庭も少なくはありません。

また、キッチンのみをダイニングとリビングから切り離す一戸建ても少なからず存在します。

仕切りをつくる場合には開け閉めが自由自在なスクリーンウォールを選ぶと、シチュエーションに応じて間取りを変更することができて便利ですよ。


水回りはコストパフォーマンスも頭に入れて考えよう

バスルームやトイレ洗面所などの水回りの環境は生活と切っても切り離せない大切な家の設備の一つといえます。

一般的に水回りはそれぞれ近場に集中させておくと、費用を安く済ませられると言われているため、一カ所にまとめる人も少なくはありません。

特にトイレとバスルーム、洗面所兼脱衣所を一カ所にまとめている家庭は多くみられますが、プライバシーを考えてそれぞれ独立させたつくりを選択する家庭もあります。

急を要しやすいトイレは玄関からすぐの場所に構える家庭がこれまでは多かったのですが、最近では来客と顔を合わせにくくするために、寝室の近くにトイレを置く家庭も増えてきました。確かに用を足してすっきり出た瞬間を来客に見られるというのは、いささか恥ずかしいものですよね。

子ども部屋と収納は一緒に考えよう

間取りの中でも大きなウェイトを占めるのは子ども部屋

幼いころは同じ部屋で寝たり、リビングなどの共有スペースで過ごす時間が長くても、成長するにつれて個室を欲しがることがほとんどです。

そのため、一戸建ての建築を考えるときには子どもの成長期や思春期の生活を想定しておきましょう。

また、子どもが2人以上いる場合、子供の数に合わせて室数を考える家庭が一般的ですが、完全に壁で仕切ってしまうのではなく、スクリーンウォールなどで可動式にする家庭が現在は多い様子。

子どもが家から独立した後はスペースを調整し、収納部屋やウォークインクローゼットに転用できることがメリットです。

これも二世帯同居が一般的ではなくなった時代の流れといえますね。


憧れの新築一戸建てを購入するときには、家族でよく話し合って決めるようにしましょう。特に間取りはやり直しが効かないことがほとんどであるため、慎重に決めたいものですね。間取りを決めるポイントは現在のことだけではなく、家族の将来を見越して考えるということ。採光や日当たりなどプロに聞かなければわからないところは、建築デザイナーやハウスメーカーにどんどん相談してみましょう。


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この記事を書いた人

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