140cm以下の収納スペース、実際の使い勝手と利用のアイデア聞きました【体験談】
「マイホームを建てるなら、絶対に広い収納スペースは確保して、季節モノや趣味のアイテムをしまっておきたい! 」
「子どもが描いた絵などの『使うことは少ないけれど大切にしたいもの』も、しっかりと収納しておけるような、倉庫のようなスペースがあればなぁ……」
「住まい」にこんな憧れをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
スッキリとモノがない暮らしを営む、いわゆる「ミニマリスト」や「断捨離」も、一時のブームではなく理想の暮らし方として定着していますが、「好きなアイテムに囲まれた暮らし」も捨てがたいものです。
とはいえ、日常生活に支障をきたすような「物理的にモノがあふれた暮らし」がしたいわけではなく、必要なものが必要なときにパッと取り出せて、探しものに時間を取られないのが理想的。
そのためには、やはり収納スペースの場所が大切になります。
今回は、一戸建て建築を計画中の方にチェックしていただきたい「高さ140cm以下の収納スペース=小屋裏物置」の使い勝手を向上させるアイデアを、一戸建て建築の先輩にうかがってきました!
これは、建築基準法第92条に関係があります。
土地面積に対して建てることのできる「延べ床面積」は用途地域ごとに定められており、「できるだけ家の中を広くしたいから、敷地ギリギリまで大きな家を建てる」ということはできません。
この「許可される延べ床面積」以内の家を建てる際、当然ですがウォークインクローゼットや押し入れ、パントリー、備え付け家具の入る収納棚などのスペースも延べ床面積に含まれます。
しかし、「高さ140cm以下の収納スペース」は延べ面積に含まれません。そのため、広い収納スペースを確保することができるのです。
また、「高さ140cm以下」以外にもいくつかの基準があります。
建築士さんと使い方や収納したいもののイメージを相談しながら、どこに「140cm以下の収納スペース」を作るか相談をしましょう!
140cm以下収納で人気があるのが、「中二階」のスペースを利用したタイプ。
上記の図でいうと「g」のタイプです。階段の踊り場や、スキップフロアの高低差を利用した収納スペースで、出入りがしやすいことから物の出し入れもしやすいことがメリット。
一方、本来ならば不要であった「二重の床」を設けることになるため、コストはかさんでしまうというデメリットがあります。
クリスマスツリーやひな人形、スキー道具に旅行用のスーツケース。オールシーズン使うわけではないアイテムだからこそ、「出すのが面倒くさいなあ」と一度でも感じてしまうと結局ずるずると出しっぱなしになったり、「今年は出さなくてもいいか……」と放置してしまったり。
それを防ぐためにも、収納スペースは「一人で出し入れできること」が第一条件です。
というのも、わが家にははしごを下ろすタイプの屋根裏収納もあるのですが、重かったり大きかったりすると、足元が不安で自分一人では出し入れができません。
家族と予定を合わせて手伝ってもらわないといけない。でも、「今日は天気がいいからやっておこう」とか、ふとヤル気がみなぎるタイミングは逃せない(笑)
出し入れしやすくする工夫として、荷物は必ず台車に積みます。ホームセンターに台車付きプラスチックケースが売っています。中身が見えるように透明なもので、スタッキングできるように大きさを統一します。
なかでも、「ロックス」というシリーズは耐荷重もしっかりしていて便利です。軽く引っ張るだけで動かせるので荷物の入れ替えも簡単です。ケースに入らないものは、台車の上に載せておくのもオススメですよ!
一人暮らし向けワンルームマンションによくあるイメージのロフトですが、これも立派な小屋根裏収納スペースです。
ロフトと天井裏収納の違いは何といっても通気性と室温管理のしやすさ。高温での保管を避けたいモノや、本や子どものおもちゃなど、その場で使うスペースも一緒に用意しやすいことが魅力です。
ただし、密閉された屋根裏収納よりは高温になりにくいものの、収納だけではなく人が過ごす時間もあることを想定した使い方をするのであれば、換気扇は必ず取り付けましょう。
寝室にも子ども部屋にもロフトがあります。一応落下防止に高さ50cm程度の柵を付けているのですが、これが思いもよらないことで便利に使えています。
それが、柵に布団やシーツをかけて干せること。特に花粉の季節は外に干せませんから、重宝しています。
寝室の真上なので、季節外の布団の入れ替えも便利です。やっぱり収納は、基本的に「使う場所の近く」に用意するのがいちばんですね!
小屋根裏収納は、場所によっては「三階建て」部分を作るようなもので、そのぶん余計な床や建具を必要とするということでもあります。
延べ床面積問題を解決するアイデアですが、「収納」スペースにどこまでの費用をかけるか、しっかり計算しながら検討してくださいね!
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「子どもが描いた絵などの『使うことは少ないけれど大切にしたいもの』も、しっかりと収納しておけるような、倉庫のようなスペースがあればなぁ……」
「住まい」にこんな憧れをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
スッキリとモノがない暮らしを営む、いわゆる「ミニマリスト」や「断捨離」も、一時のブームではなく理想の暮らし方として定着していますが、「好きなアイテムに囲まれた暮らし」も捨てがたいものです。
とはいえ、日常生活に支障をきたすような「物理的にモノがあふれた暮らし」がしたいわけではなく、必要なものが必要なときにパッと取り出せて、探しものに時間を取られないのが理想的。
そのためには、やはり収納スペースの場所が大切になります。
今回は、一戸建て建築を計画中の方にチェックしていただきたい「高さ140cm以下の収納スペース=小屋裏物置」の使い勝手を向上させるアイデアを、一戸建て建築の先輩にうかがってきました!
制限以下の高さで、スペースを増やす!
そもそも、なぜ「140cm以下の収納スペース」(建築用語で『小屋根裏物置』)が注目されるのでしょうか。これは、建築基準法第92条に関係があります。
土地面積に対して建てることのできる「延べ床面積」は用途地域ごとに定められており、「できるだけ家の中を広くしたいから、敷地ギリギリまで大きな家を建てる」ということはできません。
この「許可される延べ床面積」以内の家を建てる際、当然ですがウォークインクローゼットや押し入れ、パントリー、備え付け家具の入る収納棚などのスペースも延べ床面積に含まれます。
しかし、「高さ140cm以下の収納スペース」は延べ面積に含まれません。そのため、広い収納スペースを確保することができるのです。
また、「高さ140cm以下」以外にもいくつかの基準があります。
- 小屋裏物置等が階の床面積の2分の1未満であること
- 屋外への出入りができないこと
- 出入口以外の開口部は収納面積の1/20以下とすること(窓は自由につけられない)
- テレビやインターネットのジャックは設置しないこと
- コンセントは1カ所にすること
建築士さんと使い方や収納したいもののイメージを相談しながら、どこに「140cm以下の収納スペース」を作るか相談をしましょう!
どこに140cm以下のスペースを作った? それぞれの使い方
今回は、小屋根裏物置を設置することが多い2つのスペースそれぞれを活用している先輩方に、使い勝手と使い始めてから気がついたことのアドバイスをいただきました!中二階
140cm以下収納で人気があるのが、「中二階」のスペースを利用したタイプ。
上記の図でいうと「g」のタイプです。階段の踊り場や、スキップフロアの高低差を利用した収納スペースで、出入りがしやすいことから物の出し入れもしやすいことがメリット。
一方、本来ならば不要であった「二重の床」を設けることになるため、コストはかさんでしまうというデメリットがあります。
先輩からのアドバイス
クリスマスツリーやひな人形、スキー道具に旅行用のスーツケース。オールシーズン使うわけではないアイテムだからこそ、「出すのが面倒くさいなあ」と一度でも感じてしまうと結局ずるずると出しっぱなしになったり、「今年は出さなくてもいいか……」と放置してしまったり。
それを防ぐためにも、収納スペースは「一人で出し入れできること」が第一条件です。
というのも、わが家にははしごを下ろすタイプの屋根裏収納もあるのですが、重かったり大きかったりすると、足元が不安で自分一人では出し入れができません。
家族と予定を合わせて手伝ってもらわないといけない。でも、「今日は天気がいいからやっておこう」とか、ふとヤル気がみなぎるタイミングは逃せない(笑)
出し入れしやすくする工夫として、荷物は必ず台車に積みます。ホームセンターに台車付きプラスチックケースが売っています。中身が見えるように透明なもので、スタッキングできるように大きさを統一します。
なかでも、「ロックス」というシリーズは耐荷重もしっかりしていて便利です。軽く引っ張るだけで動かせるので荷物の入れ替えも簡単です。ケースに入らないものは、台車の上に載せておくのもオススメですよ!
ロフト
一人暮らし向けワンルームマンションによくあるイメージのロフトですが、これも立派な小屋根裏収納スペースです。
ロフトと天井裏収納の違いは何といっても通気性と室温管理のしやすさ。高温での保管を避けたいモノや、本や子どものおもちゃなど、その場で使うスペースも一緒に用意しやすいことが魅力です。
ただし、密閉された屋根裏収納よりは高温になりにくいものの、収納だけではなく人が過ごす時間もあることを想定した使い方をするのであれば、換気扇は必ず取り付けましょう。
先輩からのアドバイス
寝室にも子ども部屋にもロフトがあります。一応落下防止に高さ50cm程度の柵を付けているのですが、これが思いもよらないことで便利に使えています。
それが、柵に布団やシーツをかけて干せること。特に花粉の季節は外に干せませんから、重宝しています。
寝室の真上なので、季節外の布団の入れ替えも便利です。やっぱり収納は、基本的に「使う場所の近く」に用意するのがいちばんですね!
「収納場所にどれくらいの費用をかけるか?」考えよう
小屋根裏収納は、場所によっては「三階建て」部分を作るようなもので、そのぶん余計な床や建具を必要とするということでもあります。
延べ床面積問題を解決するアイデアですが、「収納」スペースにどこまでの費用をかけるか、しっかり計算しながら検討してくださいね!
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完全自由設計の注文住宅をローコストで実現するアイダ設計なら、こうしたアイデアの提案が得意。経験豊富な設計士が一から図面を起こすので、さまざま工夫が敷地の面積や形にあった形で実現できます。
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