注文住宅・新築一戸建てで後悔したこと~中庭編~
住宅密集地でも採光が取れて、プライバシーを完璧に守りながら外の空気を感じられると人気の中庭。分譲建売住宅ではほとんど見つけられない間取りタイプのため、注文住宅ならではのこだわり感にあふれ、憧れる方が増えています。
しかし、珍しいだけに「実際に中庭があるお家に住んでいる人の意見」がなかなか聞けないため、デメリットや後悔ポイントは気になりますよね。

新築一戸建て購入の先輩に聞くieny地域ライターEの「新築一戸建て建築にまつわるちょっとした後悔」の中庭編をお届けします!

中型犬を2頭飼っています。できるだけ外の空気に触れさせてあげたくて、脱走の心配なく外に出してあげられるパティオを作ってもらえるように依頼しました。実際のところは回遊型ではなく、凹型で、へこみのところをクローズ型の外構で囲っている作りです。
間取りとしては距離感を取りやすく、特にリモートワークをするようになった最近は渡り廊下のあちらとこちらでなんとなく居場所を分けることができるのが便利だなととても満足しています。
一つだけ悩んだのが、耐震等級が下がってしまうことです。四角い構造に比べると複雑になってしまうため、計算上は耐震等級が一番高い「3」ではなく、「2」になってしまうとのことでした。
やはり長く住むわけですから、耐震などの基本性能はいちばん高くしておきたかったのですが、建築士さんに「耐震等級は“高ければ高いほどいい”というわけではありません。住宅融資条件がよくなるというメリットはありますが、耐震等級2級でも、基準建築基準法で求める1.25倍以上のレベルです。学校や病院の基準ですよ」といわれて納得はしました。
でもやっぱり、「すべてにおいて安心」したかったなあという気はしています。
(Aさん・個人の建築士に依頼して設計した注文住宅を建てて2年)

人通りも車通りもそれなりに多い駅近くの住宅地に戸建てを建てました。その関係で、敷地外へ向かっての窓は小さいものしか設けず、中庭で採光をとるように設計しています。
本当は庭でたくさんの緑を感じながら生活したかったのですが、窓の向きや外構費用がかさむことを考えて、中庭にすることを選びました。
せめて、中庭にも自然を感じられるシンボルツリーが欲しいと思い、中庭の真ん中に植えてもらいました。
小まめに掃除をしたり、水やりをしたりと世話をしたのですが、残念ながら2年目には葉の色が変色をはじめ、いまではすっかり「枯れた」状態……。
しかし夫はもともと植栽に全く興味がなく、「落ち葉の掃除をしなくてよくなったじゃない」と植え替えも勧めてくれません。こんなことなら、はじめから人工芝でも敷き詰めておけばよかったです。
(Bさん・地元工務店で一戸建てを建築後5年)

中庭って、当たり前ですけど「屋根」がありませんよね。
大雨が降ったときは、中庭にも雨が降りこんで、排水が追いつかないときもあるほどです。そんなことがあると、何日か湿っぽい感じがします。さらに、中庭の南側の壁には全く日が当たりません。
その影響か、中庭の壁面に「藻」のような、うっすらした緑色の汚れがついてしまったうえ、雨だれのような染みも気になるようになりました。窓ガラスも雨が直接当たるので、結構汚れるうえに、お天気がいい時は「窓ガラスが汚れているのがはっきりわかる」ので余計に気になるという……。
中庭の窓ガラスは掃除がしやすい範囲の高さにしておくこと、水洗いがラクなように水栓を引いておくこと、外壁材はケチらずに汚れが付きにくい高機能タイプを選ぶことをオススメしたいです……。
(Cさん・大手ハウスメーカーで戸建て建築後2年)

もう一つ、これは家族の中で私だけが言っていることなのですが、「中庭をぐるっと回遊する導線」が意外と面倒くさいです。
窓ガラス越しに、すぐそこに見えるのにわざわざ回らないといけない感じというか、そばにいるのに大声を出さないといけない感じというか。1年のうち、春や秋の季節がいいときは窓を開けたままにしてショートカットできるので、この時期はストレスゼロですが(笑)
それから地味に嫌なのが、掃除のときにコンセントを何回も差しなおさないと1周終わらないことですね。
この話をすると、「そんな面倒くさがりなのはお母さんだけ」と言われてしまうのですが、共感してくれる人、たくさんいますよね……?
(Cさん2件目・大手ハウスメーカーで戸建て建築後2年)
後悔ポイントをうかがいましたが、一方「採光や通風、防犯性はばっちり。季節のいい時期はやっぱり中庭にしてよかったなあと思うんですよ」とお話してくださるなど、「作らなければよかった」という方は比較的少ない印象でした。
最近はハウスメーカーの間取りプランにも複数のラインナップが出てきている中庭スタイル。ぜひチェックしてみてください!
アイデアと間取り図、写真が付いていて、さらに理想の住まいがイメージしやすくなるはず!

家づくりを考えている方には、ぜひ手にとっていただきたいカタログとなっています。
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お問い合わせやご相談は無料。ぜひお気軽にこちらのフォームからご相談ください。
しかし、珍しいだけに「実際に中庭があるお家に住んでいる人の意見」がなかなか聞けないため、デメリットや後悔ポイントは気になりますよね。

新築一戸建て購入の先輩に聞くieny地域ライターEの「新築一戸建て建築にまつわるちょっとした後悔」の中庭編をお届けします!
耐震等級が下がってしまった

中型犬を2頭飼っています。できるだけ外の空気に触れさせてあげたくて、脱走の心配なく外に出してあげられるパティオを作ってもらえるように依頼しました。実際のところは回遊型ではなく、凹型で、へこみのところをクローズ型の外構で囲っている作りです。
間取りとしては距離感を取りやすく、特にリモートワークをするようになった最近は渡り廊下のあちらとこちらでなんとなく居場所を分けることができるのが便利だなととても満足しています。
一つだけ悩んだのが、耐震等級が下がってしまうことです。四角い構造に比べると複雑になってしまうため、計算上は耐震等級が一番高い「3」ではなく、「2」になってしまうとのことでした。
やはり長く住むわけですから、耐震などの基本性能はいちばん高くしておきたかったのですが、建築士さんに「耐震等級は“高ければ高いほどいい”というわけではありません。住宅融資条件がよくなるというメリットはありますが、耐震等級2級でも、基準建築基準法で求める1.25倍以上のレベルです。学校や病院の基準ですよ」といわれて納得はしました。
でもやっぱり、「すべてにおいて安心」したかったなあという気はしています。
(Aさん・個人の建築士に依頼して設計した注文住宅を建てて2年)
中庭のシンボルツリーが枯れてしまって見た目が悪い

人通りも車通りもそれなりに多い駅近くの住宅地に戸建てを建てました。その関係で、敷地外へ向かっての窓は小さいものしか設けず、中庭で採光をとるように設計しています。
本当は庭でたくさんの緑を感じながら生活したかったのですが、窓の向きや外構費用がかさむことを考えて、中庭にすることを選びました。
せめて、中庭にも自然を感じられるシンボルツリーが欲しいと思い、中庭の真ん中に植えてもらいました。
小まめに掃除をしたり、水やりをしたりと世話をしたのですが、残念ながら2年目には葉の色が変色をはじめ、いまではすっかり「枯れた」状態……。
しかし夫はもともと植栽に全く興味がなく、「落ち葉の掃除をしなくてよくなったじゃない」と植え替えも勧めてくれません。こんなことなら、はじめから人工芝でも敷き詰めておけばよかったです。
(Bさん・地元工務店で一戸建てを建築後5年)
意外と窓と壁が汚れる

中庭って、当たり前ですけど「屋根」がありませんよね。
大雨が降ったときは、中庭にも雨が降りこんで、排水が追いつかないときもあるほどです。そんなことがあると、何日か湿っぽい感じがします。さらに、中庭の南側の壁には全く日が当たりません。
その影響か、中庭の壁面に「藻」のような、うっすらした緑色の汚れがついてしまったうえ、雨だれのような染みも気になるようになりました。窓ガラスも雨が直接当たるので、結構汚れるうえに、お天気がいい時は「窓ガラスが汚れているのがはっきりわかる」ので余計に気になるという……。
中庭の窓ガラスは掃除がしやすい範囲の高さにしておくこと、水洗いがラクなように水栓を引いておくこと、外壁材はケチらずに汚れが付きにくい高機能タイプを選ぶことをオススメしたいです……。
(Cさん・大手ハウスメーカーで戸建て建築後2年)
回遊が面倒だった

もう一つ、これは家族の中で私だけが言っていることなのですが、「中庭をぐるっと回遊する導線」が意外と面倒くさいです。
窓ガラス越しに、すぐそこに見えるのにわざわざ回らないといけない感じというか、そばにいるのに大声を出さないといけない感じというか。1年のうち、春や秋の季節がいいときは窓を開けたままにしてショートカットできるので、この時期はストレスゼロですが(笑)
それから地味に嫌なのが、掃除のときにコンセントを何回も差しなおさないと1周終わらないことですね。
この話をすると、「そんな面倒くさがりなのはお母さんだけ」と言われてしまうのですが、共感してくれる人、たくさんいますよね……?
(Cさん2件目・大手ハウスメーカーで戸建て建築後2年)
バランスを考えて決めよう!
「一戸建てで後悔したこと~中庭編」、ご意見を集めるのに時間がかかりましたがやっとお届けできました!後悔ポイントをうかがいましたが、一方「採光や通風、防犯性はばっちり。季節のいい時期はやっぱり中庭にしてよかったなあと思うんですよ」とお話してくださるなど、「作らなければよかった」という方は比較的少ない印象でした。
最近はハウスメーカーの間取りプランにも複数のラインナップが出てきている中庭スタイル。ぜひチェックしてみてください!
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家づくりを考えている方には、ぜひ手にとっていただきたいカタログとなっています。
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