戸建ならつくれる！便利な収納スペースの工夫【間取り実例】

引っ越してすぐはきれいだった部屋も、しばらくするとモノでいっぱいに……。「収納スペースが足りない！ 」というお悩みは、誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。

せっかく家を建てるなら、後で困らないように収納スペースはあらかじめたっぷりとっておきたい！

今回は、便利な収納スペースのアイデアを、実際の写真と間取りと共に紹介します。

玄関をすっきりきれいに！ 「多目的シューズクローク」

お家の顔でもある玄関は、いつもすっきりときれいに保ちたいもの。

しかし、家族全員分の靴や傘、すぐ使えるように置いておきたい掃除用具、ついつい置きっ放しにしてしまう子どもの部活の道具、と気づけばモノでいっぱいに……ということ、あるあるですよね。

そんなお悩みを解決してくれるのが、「多目的シューズクローク」。


棚板が可動式になっているので、靴はもちろんさまざまな日用品もたっぷり収納できます。棚の隣にコート掛けを取り付ければ、玄関でアウターを脱ぎ着でき、ほこりや花粉を部屋の中に持ち込みを防げます。

また、こちらの間取りのように、来客用と家族用に玄関を仕切って使い分けるのもオススメ。


家族用玄関の方に収納をまとめておけば、来客用の玄関がよりすっきりと保ちやすくなります。


こんな素敵な玄関なら、どんどんお客様を呼びたくなっちゃいますね！

家族みんなで使える！ 大容量の「ファミリーストレージ」

季節の飾りやアウトドア用品など、年に数回しか使わないものの置き場所にお困りのご家庭は多いものです。


定番は屋根裏収納や地下収納ですが、狭くて急なハシゴの上り下りがあって、大きいものや重いものを収納するには不便ですよね。

こちらの間取りのように、複数の部屋や廊下からそのまま出し入れできる「ファミリーストレージ」を設ければ、大容量の収納がラクチンに！



これなら、子どもやおじいちゃん、おばあちゃんも安心してみんなで使えますよね。

ストレージ部分の高さを1.4m以下に抑えれば、3層でも二階建てとして建築が可能。

二階建てと三階建では、建築基準法上の制限がかなり異なるので、収納スペースのためにわざわざ三階建てにしなくて済むのは嬉しいポイントです。

デッドスペースを有効活用！「下屋裏収納」

下の図のように、一階の屋根が二階よりもせり出している造りの家の場合、二階には「一階の屋根裏」にあたる部分がでてきます。


このデッドスペース、活かさないともったいない！

そんな場合にオススメなのが、「下屋裏収納」。こちらも部屋からフラットに出入りできるので、家族みんなで安心して使うことができます。


特に写真のお宅のように、子どものおもちゃの収納場所やキッズスペースとして使うのがオススメです。決まったスペースを設けることで、片付けの習慣を身につけることができますよ。


秘密基地のような空間には、子どももワクワクすること間違いなし！

収納はみんながラクに使えることを考えて

とにかく場所があればいいだろうとよく考えずに収納スペースを作ってしまうと、出し入れがしにくかったり、収納したいものが入らなかったりと、結局活用できないということにもなりかねません。

今回ご紹介した例のように、家族みんなが安心して、柔軟に使えるように設計するのが大切です。

注文住宅づくりが得意なハウスメーカーに相談すれば、収納スペースについてもさまざまなアイデアを提案してくれますよ。

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ここまでご紹介してきた間取りのアイデアは、アイダ設計のカタログ『プランスタイルブック』に掲載されています。
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完全自由設計の注文住宅をローコストで実現するアイダ設計なら、こうしたアイデアの提案が得意。経験豊富な設計士が一から図面を起こすので、さまざま工夫が敷地の面積や形にあった形で実現できます。

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