失敗しないパントリーの間取りのポイント~ママ建築士に聞く!家事ラク収納の作り方vol.4
神戸で主婦・母目線で住宅設計をしている一級建築士、みゆう設計室の中川由紀子です。
家事ラクな間取りの「収納の作りかた」について、連載を続けることになりました。
引用元:片付けやすい家のつくりかた~収納は量より質!!「使いやすい収納」で家事ラク間取りの家に。|いえづくりレシピ
キッチンの収納を充実させるためにパントリーを作る家が増えていますが、せっかくスペースを使っているのにも関わらず「これは使いにくいかも!? 」と感じるパントリーが多く見られます。
今回は収納が充実して家事がラクになるように「失敗しないパントリーの間取りのポイント」についてご紹介します。
【“家事ラク”を叶えよう! お家づくりにおける間取りのポイント】
パントリーとはキッチン、もしくはキッチン周辺に設けた部屋、収納スペースのことで食品庫やキッチンツールの収納庫として使われます。
キッチン背面収納の食品庫もパントリーということがありますが、この記事では人が入れる食品庫・キッチン収納部屋をパントリーと定義します。
パントリーには常温で保存できる食品や飲料、使用頻度の低いキッチンツールを収納しておくと、キッチンがスッキリして使いやすくなります。
パントリーをどのように作れば家事ラクな間取りになるでしょうか。
オススメは、キッチンとは分離されながらもキッチンから数歩で入れる場所に配置されているパントリー。引き戸やロールスクリーンを使うことで、「来客時には隠せるけれど、日常は開けっ放しでドアの開閉をしなくてもいい」間取りになり、家事がしやすくなります。
キッチン使用時の使いやすさを考慮してパントリーをキッチンの奥に設けることもありますが、玄関や勝手口に近い位置にパントリーがあると、買い物から帰ってすぐにストックするものを収納できるので便利です。玄関土間からパントリーに入れる間取りも喜ばれています。
パントリーは、キッチン作業スペース(背面収納を含む)ではおさまらない食品や道具を置く場所として設けるとよいでしょう。もしも、キッチン内にすべてのキッチンツールや食品ストックを収納できるのであればパントリーは必要ありません。パントリーに収納するとよいのは「使用頻度の低いもの」「常温でストックできる食材」です。
キッチンの作業スペース周辺はよくつかう「一軍」のキッチンツールや調味料。まずは使いやすいキッチンスペースを確保してから、キッチンの隣にパントリーを設けると家事ラクな間取りになります。
間取りによって適したパントリーは異なりますが、「取り出しやすく、片付けやすい」収納にすると家事ラクなパントリーが叶います。一番使いやすいのはやはりOPEN棚のパントリー。扉や引き出しの開け閉めの動作がなくなり、家事動作が少なくなるためです。
他の物を動かさなくても出し入れできる収納だと家事動作が減るので、棚板を多めにしておくのもオススメ。手の届きやすい位置には比較的使用頻度の高いもの、水や飲料などのストックは重いので足元に置きましょう。
間取りにもよりますが、買い物してきたものを置くために作業台もあると便利です。作業台兼デスクがあれば、家計簿をつけたり書類整理をしたりできるので、冷蔵庫に貼ってしまうお便りもこのパントリーの中に整理すればスッキリ。ワーキングマザーは仕事用のかばんを置いてもいいですね。
「取り出しやすく、片付けやすい」パントリーが家事ラクになると書きましたが、パントリーの使いやすさは「棚の奥行」次第で変わります。
オススメは2~30cm程度の浅い棚と、45cm程度の深めの棚を併用すること。
浅めの棚だと奥に重ねてものを収納することが減るので、一目で収納しているものが見えます。基本的にはワンアクションで取り出せるようにしておくと、ものを探すときも、片付けるときもとてもラクになります。
パントリーの基本は「収納しているものが一目で見えること」。
パントリーはキッチン収納の補助的な存在なので、まずはキッチンの収納を充実させることを考えてみてください。
片付けやすい家のつくりかた~収納は量より質!!「使いやすい収納」で家事ラク間取りの家に。|いえづくりレシピ
https://miyudesign.com/recipe/8368
本当に家事が楽になる?家事動線が短い間取りの失敗例|いえづくりレシピ
https://miyudesign.com/recipe/2411
家事ラクな間取りの「収納の作りかた」について、連載を続けることになりました。
引用元:片付けやすい家のつくりかた~収納は量より質!!「使いやすい収納」で家事ラク間取りの家に。|いえづくりレシピ
キッチンの収納を充実させるためにパントリーを作る家が増えていますが、せっかくスペースを使っているのにも関わらず「これは使いにくいかも!? 」と感じるパントリーが多く見られます。
今回は収納が充実して家事がラクになるように「失敗しないパントリーの間取りのポイント」についてご紹介します。
【“家事ラク”を叶えよう! お家づくりにおける間取りのポイント】
パントリーとは
引用元:キッチン奥にあるパントリー~共働き家庭が家族で過ごす時間を心地よく!家の中心にあるキッチン|みゆう設計室パントリーとはキッチン、もしくはキッチン周辺に設けた部屋、収納スペースのことで食品庫やキッチンツールの収納庫として使われます。
キッチン背面収納の食品庫もパントリーということがありますが、この記事では人が入れる食品庫・キッチン収納部屋をパントリーと定義します。
パントリーには常温で保存できる食品や飲料、使用頻度の低いキッチンツールを収納しておくと、キッチンがスッキリして使いやすくなります。
家事ラクになるパントリーの間取り
引用元:片付けやすい家のつくりかた~収納は量より質!!「使いやすい収納」で家事ラク間取りの家に。|いえづくりレシピパントリーをどのように作れば家事ラクな間取りになるでしょうか。
オススメは、キッチンとは分離されながらもキッチンから数歩で入れる場所に配置されているパントリー。引き戸やロールスクリーンを使うことで、「来客時には隠せるけれど、日常は開けっ放しでドアの開閉をしなくてもいい」間取りになり、家事がしやすくなります。
キッチン使用時の使いやすさを考慮してパントリーをキッチンの奥に設けることもありますが、玄関や勝手口に近い位置にパントリーがあると、買い物から帰ってすぐにストックするものを収納できるので便利です。玄関土間からパントリーに入れる間取りも喜ばれています。
パントリーに収納するものは「使用頻度の低いもの」
引用元:男性が料理をしてくれるキッチン|いえづくりレシピパントリーは、キッチン作業スペース(背面収納を含む)ではおさまらない食品や道具を置く場所として設けるとよいでしょう。もしも、キッチン内にすべてのキッチンツールや食品ストックを収納できるのであればパントリーは必要ありません。パントリーに収納するとよいのは「使用頻度の低いもの」「常温でストックできる食材」です。
キッチンの作業スペース周辺はよくつかう「一軍」のキッチンツールや調味料。まずは使いやすいキッチンスペースを確保してから、キッチンの隣にパントリーを設けると家事ラクな間取りになります。
OPEN棚のパントリーがおすすめ
引用元:まな板やふきんも隠せる、共働き夫婦のための収納たっぷりキッチン|みゆう設計室間取りによって適したパントリーは異なりますが、「取り出しやすく、片付けやすい」収納にすると家事ラクなパントリーが叶います。一番使いやすいのはやはりOPEN棚のパントリー。扉や引き出しの開け閉めの動作がなくなり、家事動作が少なくなるためです。
他の物を動かさなくても出し入れできる収納だと家事動作が減るので、棚板を多めにしておくのもオススメ。手の届きやすい位置には比較的使用頻度の高いもの、水や飲料などのストックは重いので足元に置きましょう。
間取りにもよりますが、買い物してきたものを置くために作業台もあると便利です。作業台兼デスクがあれば、家計簿をつけたり書類整理をしたりできるので、冷蔵庫に貼ってしまうお便りもこのパントリーの中に整理すればスッキリ。ワーキングマザーは仕事用のかばんを置いてもいいですね。
棚の深さで使いやすさが変わる
引用元:全てがオープン収納!!変化に対応できる自由なキッチン|みゆう設計室「取り出しやすく、片付けやすい」パントリーが家事ラクになると書きましたが、パントリーの使いやすさは「棚の奥行」次第で変わります。
オススメは2~30cm程度の浅い棚と、45cm程度の深めの棚を併用すること。
浅めの棚だと奥に重ねてものを収納することが減るので、一目で収納しているものが見えます。基本的にはワンアクションで取り出せるようにしておくと、ものを探すときも、片付けるときもとてもラクになります。
使いやすいパントリーを作るには
キッチンは収納するものがたくさんあるから、とりあえずパントリーは必要! と思うのではなく、まずは何を、どれくらい収納したいのかイメージすることが大切です。パントリーの基本は「収納しているものが一目で見えること」。
パントリーはキッチン収納の補助的な存在なので、まずはキッチンの収納を充実させることを考えてみてください。
一級建築士である中川さんが立ち上げられた「みゆう設計室」(神戸市東灘区)は、ご自身の子育ての中の悩みや経験を活かした“子育て中のパパママの家事・育児負担を減らす家”を設計しています。
また、住まいの悩み相談は200件以上、家事ラクな住まいやインテリアのコラム執筆・監修、セミナー講師など幅広くご活躍していらっしゃいます。
中川さんに聞いた「快適な新築空間を実現するため」のお悩み解決記事にチェック!
子どもを育てやすい環境とは?家族みんなの変化に対応する家~子どもと過ごす家づくり<前編>
また、住まいの悩み相談は200件以上、家事ラクな住まいやインテリアのコラム執筆・監修、セミナー講師など幅広くご活躍していらっしゃいます。
中川さんに聞いた「快適な新築空間を実現するため」のお悩み解決記事にチェック!
子どもを育てやすい環境とは?家族みんなの変化に対応する家~子どもと過ごす家づくり<前編>
片付けやすい家のつくりかた~収納は量より質!!「使いやすい収納」で家事ラク間取りの家に。|いえづくりレシピ
https://miyudesign.com/recipe/8368
本当に家事が楽になる?家事動線が短い間取りの失敗例|いえづくりレシピ
https://miyudesign.com/recipe/2411
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