狭小住宅に取り入れてよかった間取りの工夫【LDKや駐車スペースなど】

2020.10.09 地域ライターE
家を建てようと思ったときに迷うのは、どこで暮らすかということ。生活のしやすさを考えると、「譲れない立地の条件」が出てきますよね。

たとえば、一般的に多いと考えられるのは、「通勤・通学に便利で、いざとなったら歩いてその日のうちに帰ることができるくらいの距離に住みたい」というもの。

そういった土地で、無理のない予算で一戸建てを建てることを叶える選択肢として「小さい土地を購入してワンフロア当たりの面積が小さな家を建てる」、いわゆる狭小住宅があげられます。

とはいえ、新しい生活のカタチが生まれつつある昨今。

「在宅勤務・リモートワーク・Web授業が日常的になったときに困るような窮屈さで、せっかく一戸建てを選んだ価値が発揮できない……」と感じるのは避けたいものです。


そこで、「こんな工夫をすることで、小さな土地に狭さを感じさせない家を建てることができたよ! 」という一戸建て建築の事例をヒアリングしてきました!

「狭小住宅に取り入れてよかった間取り収納の工夫集」、今回は間取りの工夫を中心にお届けします!


半地下空間で容積率を緩和

用意した土地は20坪あるけれど、その土地に「一階が20坪分の面積がある建物」は建てられないことがほとんど。

地域によって定められた「建ぺい率」と「容積率」を無視して建物を建てることはできません。

建ぺい率…土地面積の何%まで建物を建てられるか。いわゆる一階面積・建坪のこと
容積率…土地面積の何%まで階層を増やせるか。いわゆる延床面積のこと

建ぺい率・容積率ともに、用途地域によって数字が決まっています。


20坪の土地があり、それぞれの数字が以下のように決まっているとしましょう。

敷地面積/20坪(66.1157m²)
建蔽率/50%
容積率/100%

この土地では、一階と二階が同じ面積だとすると、三階建てを建てることはできません。

これを「実質三階建て」にできるのが半地下空間の活用です。

22坪の土地に154平米!? 狭小住宅モデルハウスの工夫を徹底解剖レポート!〜前編〜

床部分から天井までの高さのうち、3分の1以上よりも上の位置に地上面があるものが「地階」です。さらに、地階の天井の高さが地上面から1m以下であることが条件です。

完全な「地下室」である必要はありません。採光・通風を取ることも可能な半地下を活用して、容積率を実質的に上げる方法があります。


DKとLを「あえて分ける」という考え方

マンションや分譲戸建てでよく使われる「広々としたリビングダイニングキッチン! 」というキャッチフレーズ。

物件情報サイトでも、「LDK20畳以上」などの検索項目が用意されているように、LDKの広さにこだわりたい方は少なくありません。

しかし、もともと「リビング・ダイニング・キッチン」は別の機能をもつそれぞれの部屋であり、必ずしも一体するべきものではありません。また、リビングも「必ずソファとテレビを置く部屋」にしなければならないものでもありません。

アイダ設計 - プランスタイルブックより

たとえば、ダイニングキッチンとリビングのフロアを分けることで、ダイニングキッチンとお風呂洗面所・洗濯機など水回りと収納スペースを集約して家事導線を短くし、リビングは各寝室とアクセスできる共有スペースとするのも工夫の一つです。

そのほかにも、こんなアイデアがあります。

LDKを広くできるアイデア
  • スキップフロアで、高さを使ってゆるくダイニングキッチンとリビングに仕切りを作り、段差を利用してソファ代わりの「座れるスペース」として活用する
  • ダイニングテーブルの座面を低くし、ゆったりと座れるベンチチェアでダイニングとリビングスペースを兼ねてしまう

「LDKには最低でも〇畳が必要……」というカタチにこだわる必要はないかもしれません。


無理に駐車スペースを確保しない


都市部の一戸建てで最近少しずつ増えているのが、「駐車スペースをあえて用意しない」というパターン。

もちろん、日常生活に車が欠かせないエリアなら、駐車場代がかからない「マイホームの駐車場」は大きなメリットです。しかし、「将来的にも車を買うことはない気がするけれど、一戸建てだし、お友達が遊びに来た時に役に立つかも……」という程度なら、わざわざ道路側にスペースを開ける必要はないかもしれません。

道路と反対側に駐車場分のスペースを持ってくれば、アウトドアリビングとしてデッキやを有効活用できます。掃き出しの大きい採光面に空間があることも部屋を広々と見せることができます。

「週末に家族で出かける用」であれば、カーシェアリングのほうが経費がかからない可能性もありますよ!


家族で「諦めてもいいもの」も決めてみよう!

分譲の建売住宅は「みんなにとってバランスよく好まれる」間取りと予算で作られることがほとんど。それに対して、注文住宅は「自分たち家族にとってピッタリな家」を考えることができます。

家族によって必要なものは違います。「××が欲しい! 」と必要なものを考えることはもちろん大切ですが、同じくらい「優先順位が低いもの」を伝えることもいい家づくりのためには大切。

「一般的な一戸建てにあるけれど、実はわが家では必要ないかもと感じていたもの」についても、家族で話し合う機会を設けてみてはいかがでしょうか?


わが家にとってのベストを考えよう! 後悔しない家づくり

自由設計による、注文住宅づくりが得意なハウスメーカーなら、キッチンから洗面所まで家事ラクを意識したこだわりの間取りを実現。もちろん、外壁もお客様の納得のいくものをご用意いたします。

たとえば、全国に展開するハウスメーカー・アイダ設計が提案するのが、家事をスムーズにする回遊動線。キッチンからパントリー、洗面所、バスルームへ一直線の動線に、回遊性もプラス!

ウォークスルーパントリーにキッチン側からも、洗面所側からも入れるために、活用方法がぐっと広がります。

キッチンからパントリー、洗面所、バスルームまで一直線で家事がしやすい

パントリーは可動棚。置くものによって高さが変えられます。室内干しスペースとしても利用可能で、湿気がこもらないよう、すべり窓が床近くと天井近くに設置されています

「A」のキッチンはオープンな対面型、「B」のパントリーは独立した部屋でリビング・ダイニングから目に入らない形に。玄関・洗面所側からもパントリーに入れて、買い物後の荷物置きもラクラク。パントリーをウォークスルーにしたことによって、回遊ができる間取りになっています

こんなアイデアが満載のカタログをダウンロードできます!


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完全自由設計の注文住宅をローコストで実現するアイダ設計なら、こうしたアイデアの提案が得意。経験豊富な設計士が一から図面を起こすので、さまざま工夫が敷地の面積や形にあった形で実現できます。

お問い合わせやご相談は無料。ぜひお気軽にこちらのフォームからご相談ください。

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この記事を書いた人

地域ライターE

ライター
建築住宅不動産業界担当営業経験10年&旦那が宅建士&父が元造園業経営&義父が不動産業経営! インテリアも整理整頓も大好物のフリーライターがみなさんの家づくりのお手伝いのため取材に走ります