注文住宅・新築一戸建てで後悔したこと【店舗付き住宅編】

2020.09.14 地域ライターE
「美容師の免許と経験を活かして、自宅で美容室を経営したい」
趣味を生かして平日のランチタイムだけのカフェを開きたい」
「自宅でピアノ教室を始めたい」
「元教師の職歴を活かして、子育て後は自宅で公文教室をしよう」
「今まで集めたコレクションを置ける雑貨店をオープンしたい」

などなど、“自宅で開業”は、昔からある憧れの働き方の一つです。物件を借りれば毎月固定費として家賃を支払わなくてはなりませんが、自宅の一部を店舗として利用できるようにすれば、収益に大きく貢献します。


「せっかく家を建てるなら、夢にチャレンジしたい! 」とお考えの方も少なくないはず!

そんな方の参考にしていただきたく、「新築一戸建てをマイホームに選んでから気が付いた、ちょっとした後悔」として伺ったお話のなかから、今回は「店舗付き住宅」についてのエピソードをご紹介します!

夢もお家も、後悔しないように先輩たちの体験談から学ばせていただきましょう~!


いつかお店を持ちたいとスペース確保したけれど


子どものころから可愛い雑貨屋さんやカフェが大好き。いつか自分のお店を持てたら素敵だなあ……と憧れてきました。「一戸建てを建てよう! 」という話になったとき、ふと子どものころからの夢を思い出したんです。

しかし、その時点では子どもも小さくて、すぐに身動きがとれる状況ではありませんでした。

そこで、「一階のLDKを使って、将来は平日のランチ限定のカフェを作りたい!! 今すぐにではないけど、将来のために準備したい! 」と考えて、道路に向かって大きな開口部をとり、LDKにそのまま入れるような間取りにしました。

現在カフェ計画は止まったままですが、お店のような外観と観光地の裏道的な立地ということもあり、よく通りがかりの人にリビングをのぞき込まれてしまいます……。そのため、うっかりカーテンを解放できません。

正直なところ、「いつかカフェをやりたい」くらいで、日常生活に影響のあるような設計をしてはいけなかったかもしれない……と反省しています。
(Aさん・設計事務所に依頼して戸建てを建築後2年)


店舗付きにするなら経験のある会社に依頼すべし……だけれども


夫婦で美容師です。独立するために、一階に店舗、二階と三階に自宅兼事務所というよくあるタイプの店舗付き住宅を建てました。

これまで働いてきて独立のために貯めた貯金と、両方の親からの支援を合わせると、それなりに頭金も用意でき、土地はなくなった祖父母が残してくれたもの。これなら思い通りのお店と終の棲家が作れるのでは……! と夢いっぱいで家づくりをスタートしたのですが、本当に大変でした!!

店舗付き住宅と一口にいっても、「美容室」と「学習塾」と「お蕎麦屋さん」では店舗に必要なものは全く違いますよね。

「店舗付き住宅の実績あります」と紹介された地元工務店さんの話を聞きに行ったら、美容室開業に必要な保健所検査のこともご存じではなく……。私たち夫婦も、正直すべての知識があるわけではないので、そこはきちんと業者さんに確認してほしい。

そう考えると、美容室開業についてまったくご存じない工務店さんにはお願いできません。

結局、美容室の店舗付き住宅施工実績があり、「美容室開業のためのノウハウ集」を提供してくれたハウスメーカーに依頼することにしました。

ただ、本当はデザインや工法、価格的には最初の工務店さんのほうがよかったんですよね……。

当時は「独立開業すること」だけに目が向いていましたが、「マイホーム」も自分の思い通りの家を建てたかった、と考え始めると複雑な気持ちになってしまいます。
(Bさん・中堅ハウスメーカーで店舗付き住宅建築後1年)


家庭用と業務用の違いにビックリ


夫が自宅兼事務所で士業を開業しています。

「信頼が大切だから、自宅の一部を事務所にしましたという雰囲気ではなく、きちんと会社としてしっかりした雰囲気にしたい」という本人たっての希望で、建物も木造ではなく鉄筋コンクリート造になりました。

建物が高額になったうえ、事務所部分に使う業務用の設備もいちいち高額……。ドア、照明、棚、こういったものが家庭用と値段がまったく違います。

別々に注文するのなら、「こんなものなのかな? 」と気にならないと思うのですが、見積書で住居部分と事務所部分を同時に比較するので、いやでも目に入ってしまって(笑)

夫いわく、「業務用は耐久性が高いから価格も当然高くなる。家庭用の家具を置いたりしたら雰囲気が違う」なんて言うんですが、いまだに「それなら住居部分もお金をかけてくれたらよかったのに……」という気持ちになってしまいますね!
(Cさん・地元建設会社で三階建てを建築後7年)


店舗として使用しないときのことも考えよう

経費の少ない自宅兼店舗でも、将来的に「お店を畳む」という選択肢を選ぶ可能性はゼロではありません。

その時に、店舗用スペースをどのように活用するかをイメージしておきましょう。

たとえば立地がよく、テナントとして賃貸に出すのであれば最低限独立した水回りや、住居との完全分離が必要になります。

将来的なリスクも含めて検討するのが、最終的にはお店を長く続けられるポイントなのかもしれませんね!

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こちらは自宅で美容院を開業した方の建築事例です。



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この記事を書いた人

地域ライターE

ライター
建築住宅不動産業界担当営業経験10年&旦那が宅建士&父が元造園業経営&義父が不動産業経営! インテリアも整理整頓も大好物のフリーライターがみなさんの家づくりのお手伝いのため取材に走ります